洗面台の水栓を交換する為、
水栓を取り外した所、
とんでもない事に気付きました
それは…
………
洗面台のボウルに開けられた穴が、
とても小さかったのです
新しい水栓を取り付けるには、
最低でも直径36mmの穴が必要ですが、
この穴は28mmくらいしかありません
しかも、材質は硬くて立派な陶器です
画像の様な水栓の場合、
穴のサイズは、
以前に同じ様な交換経験が無ければ
外観では中々分かりにくいものです。
下から覗き込めば分かるので、
十二分に調べておくべきでした。
材質がポリなら、簡単に削って加工出来るのですが、これは先に書いた様に、陶器です。
さてどうする
解決策としては、、、
①小さな穴に取り付け可能な水栓を新たに購入し、後日交換に伺う
②古い水栓の水漏れの原因となっているパッキンを交換し、
水栓は再利用する
③水道屋さんに来てもらう
④洗面台ごと新調する 笑
⑤陶器の穴を削って、大きくしてから、
今回持ってきた新しい水栓を取り付ける
色々思いつきますが、
皆様はどうされますか。
私が選んだのは、
いばらの道、⑤です
入居者さんに事情をお伝えし、
自宅に削る為の工具を取りに帰りました。
自宅に帰っても、何でもある訳でもなく、
使える道具は限られています
持ってきたのは、
ダイヤモンド刃の付いたグラインダーと、
ハンマードリルと、
100均で買っておいた、
先がダイヤモンドの小さなヤスリ。
どう考えても、
騒音発生間違い無し
到着してすぐ、お向かいと両隣に、
「緊急の水道工事で数十分音がします」
と頭を下げてご挨拶して来ました。
今日は日曜日ですものね。
まず、カットしたい大きさの○を書きました。
試しにインパクトのドリル刃で削ろうとしましたが、
相手は陶器。当然全く歯が立ちません
次に、○に沿ってグラインダーできっかけを作りました。
グラインダーの刃は10cmくらいあり、
丸いので、これだけでは穴は開けれません。
陶器を破壊しない様にする為です。
次に、
水栓交換に全く不似合いなハンマードリル
大騒音で、ペットの犬が吠える吠える。
ごめんね🙏
コンクリートハンマーと同じですので、
少しでも間違えると、
洗面ボウルにヒビが入り、使い物にならなくなります。
そうなると洗面台まるごと交換になってしまいます。
慎重に、慎重に。
でもこれが意外と!!
陶器を割らずに
上手く穴が開いたんです
削った後は勿論、凸凹に荒くなるのですが、
100均のダイヤモンドヤスリが役に立つ立つ!
凸凹をどんどん綺麗に削ってくれました
100円グッズ、馬鹿に出来ません。素晴らしいです。
上側からと下側から粗を取り、、
新しい水栓が入りました
止水栓と接続して
無事交換完了!
漏れなくしっかり。
入居者さん、とても喜んで下さいました
良かった!
最後におまけ。
このお家は、前に車が停めれないので、
原付バイクで行きました。
そして更に。
途中で工具を取りに帰ったので、
帰りの荷物の量が半端ではありません
しまむらの袋がいけてます笑