中身は、こんな感じです。![]()
A液とB液を混ぜるボンドが2パック入っていました。
床鳴りのひどい部分に、
ドリルで2mmの穴を開けます。
そしてこの注射器を刺し、
(ゴムが付いていて、良い深さに針先が届く)
ボンドを注入してから
内筒を入れます。
説明書によると、ボンド1パックで
浮きの厚みが1.0mmの場合、
直径6cmの円に5か所刺せるとの事。
施工できる範囲はかなり狭いです。
元々は床鳴りって、
僅かな範囲の事が多いですものね。
このお部屋はあちこち鳴り過ぎています![]()
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5か所程注射器でボンドを注入している時、、
注射器が根元からポッキリ折れました
!
ボンド、もう1パック余っているのに、
使えないじゃないの![]()
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そこで、
コメント頂いた別のご助言で、
「ビスを打つ」と言うアドバイス!
打ち方とビスの種類を考えていくと、
こっちの方がもしかしたら直るかも知れない!?
早速、床下の根太の位置や、
合板の境目を探しました![]()
床鳴りは、木材と木材が擦れて鳴るので、
その部分を狙って打ちます。
それならば!
ドリルで下穴を開けて、
その穴にボンドを注入しつつ、
ビスを打てば、より良いのでは!?
そう考えて、下穴を開け、
余ったもう1パックのボンドや、
ネダボンドをビスに塗布した状態で、
ビスを打ちました。![]()
浴室入り口前は、
先日記事にした通りです。
床材が劣化してミルフィーユ状態でしたので、
傷んだ部分の床をめくって、
新しい合板を貼りました。
この部分は当然!
ひどい床鳴りも、フカフカ床も、
一発で直りました
根本的解決です。
さて、床材に打ったボンドも固まった翌日。
床鳴りはどうなったでしょうか…!?
注射器を使ってボンドを注入する方法
⇒残念ながらほぼ、全く効果は無し。
(強いて言えば3%位ましになった?)
下穴を開けて、ボンドとビスと打ち込む方法
⇒場所がバッチリ当たった部分は、
完全に床鳴りが止まりました![]()
でも、打った場所が悪い部分は、
全く直りませんでした。
ビスのみ打ち込む方法
⇒場所がバッチリ当たった部分は、
こちらも完全に床鳴りが止まりました![]()
場所が外れると、全く直りませんでした。
ボンドの注入・ビスを打った場所により、
結果が全く違うので、何とも言えない結果になりました。
もしかしたら、場所がバッチリだと、
注射器でも効果があったかも知れません。
でも、成功率は
床にビスを打ち込む方が圧倒的に高かったです。
更に、リビングは、
この床鳴り修理に加え、
上から遮音シートとLL45を貼りましたので、
おそらく衝撃が軽くなったのでしょう。
床材を貼る事でも、床鳴りがましになりました![]()
頑張って出来るだけの修理はしましたし、
著しい床鳴りは無くなりましたので、
入居者さんへは事前に説明をしておけば
良いと思います。
(ちなみに下階のおじさんへは
実際見てもらい、説明済です)




