本当に驚きました。
まさにドリフ世代で育ち、
バカ殿様も大好きです。
本当に信じられません…
ご冥福をお祈り致します。
コロナウィルス、
本当に大変な事になっていますね。
毎日、情報をあらゆる方向から
意識的に集めています。
このブログは、
出来るだけ不動産に関する事を
お伝えしたいと思い、
コロナに関する事については、
ブログでは敢えて大きくは触れない様に
していました。
今回は少し書こうと思います。
予測でなく、実際の話です。
久しぶりに、
前に勤務していた病院のスタッフから
連絡がありました。
またランチのお誘い
?
かと思いきや、
先輩、病院に戻りませんか?と言うお話。
人工呼吸器を即扱える人材を探し、
増やしているそうです。
この病院は、陰圧室を備えた指定医療機関で、地域で感染症が爆発した時に、
1番に受け入れ口となります。
今海外で、人工呼吸器が足りない話が、
頻繁に出ています。
トランプ大統領はGMに製造命令。
動物用の人工呼吸器も使用され、
日本でも増産体制に。
この話を聞いていると、
まるで、重症患者さんに付ける人工呼吸器さえ沢山あれば、
かなりの人を助ける事が出来ると言う
言い方です。
一見そうかも知れませんが、
これはとんでもない話です。
実際の現場の事をわかっていない。
私今はリフォームばかりしていますが、
ICU勤務が非常に長く、
現在の人工呼吸器一通りと、
ECMOも含めて管理が出来ます。
この、人工呼吸器装着患者さんをきちんと管理するのに、
どれほどの経験と教育が必要か、
どれだけ大変か。
呼吸器装置患者さんをICUでみる場合、
重症度にもよりますが、
1回の8時間勤務で2名で手一杯です。
軽症なら3名みた日もありますが、
軽症でも余裕がなくなります。
ましてやECMOになれば、
一対一でも大忙しです。
痰量も多いと予測され、
気管内挿管の吸引も、頻回と思います。
病状の把握と管理、
手技的なものも含めて、
そう言った教育を十分に受けていない、
受けても経験不足な
病院スタッフがほとんどなのです。
病棟で人工呼吸器を扱う件数は普段はとても少なく、ICUなどでしっかり教育を受け経験を積んだスタッフでないと、
きちんとした管理は出来ないのです。
そんな中で、
大量の人工呼吸器とコロナ感染症患者さんが沢山搬入されたら…
例え呼吸器がいっぱいあっても
きちんと管理出来るスタッフが少ない…
かなりのハイリスクです
疲労も加わり、加えて医療ミスが起こってもおかしくありません。
人工呼吸器そのものを増やすだけでなく、きちんと扱えるスタッフを増やす事が大切なのです。
今のうちに、スタッフ教育と人材確保、今からは難しいかも知れませんが、何もしないよりましです。
日本の先は、
あくまで予測にしかなりませんが、
もしイタリアやアメリカの様になった時、
果たして私、病院に助けに入れるだろうか
現場までの道路で、
平和を感じたひとときでした

早く世界が平和になりますように

