今日も本職の出勤でしたが、
この仕事は特殊で、仕事の合間は自由時間になるんです。
と言う事で…仕事のスキ間時間に、今日もフル改装中のマンションに行ってきました(^O^)
現場に行ってみると、何と職人さんが5人も!!
今日の差し入れは、パン屋さんの出来立て菓子パンと、コーヒーのセットです。
いっぱい買っていきました♪
今日はクロスの下地処理と、クロス貼りがメインです。
このマンションのクロスは、随分古いものが貼ってあり、
いつものクロスの様に一筋縄では剥がれません^^;
私が行った時は、グラインダーを使って、残ったクロスを剥がしていました。
ここの業者さん、びっくりする位、クロス張り替え費用が安いのです。
こんなに手のかかる下地処理なのに、通常の料金しか取らない事に、とてもありがたく思います。
長くなりましたが、本題です。
クロス職人さんがクロスを貼っていたので、お願いして、しばらく技を見学させてもらいました。
まず…感じた事。
普通にクロス張替を業者に頼んだ時、完成までの時間が凄く速いのです。
私が貼ると、プロの2~3倍の時間がかかるのです。
ところが、職人さんが貼っている所を見ていると、
私がいつも貼っているのと、貼り方も、スピードもさほど変わらないのです。
もっとパパパッと貼ると思っていたので、ちょっとびっくりしました。
では、何が違うのか…?
やはり、第一に『クロス糊付け機』 があるか無いか、でした。
私は、クロスを張る時は、凄く原始的に、クロスを必要な長さカットし、
クロス糊を水で溶かして、刷毛とローラーで糊付けしています。
ちょっとした補修だったら、片づけも簡単で良いのですが、
貼る面積が広くなるほど、かかる時間は雲泥の差(*_*)
改めて、クロス糊付け機、いいですよね~~♪
業者さんの持ってきていたのは、デジタル表示で、
ボタン一つで、必要な長さにカットされ、きちんと糊が付いて出てきます。
これだけでも速いのですが、
さらに、この機械には、『スリッター』と言う部品が付いています。
これがあると、糊付けと同時に、両端のミミの不要な部分もカットして出てくるんですね。
すると、貼る時に、『突き付け』 と言う、ジョイントカットをしなくても、
クロスの端と端の模様を合わせて貼る貼り方が出来ます。
カッターでジョイントカットをする場合は、
まず、こまめにカッターの刃を折る必要が出てきます。
そして、ジョイントカットをした下地に、和紙を滑り込ませます。(後程ジョイントが開くのを防ぐ目的)
もちろん、ジョイントカット行為そのものも、余分な時間を取られる作業です。
それらが、突き付けの貼り方だと、不要になるのです。
いいなあ~クロス糊付け機 下記の機種は50万円します(+o+)
大型の為、重く、保管にも場所を必要とします。
今は、車の横幅に合わせた、シガーソケットで動くのもある様ですが、
いつかは欲しいと感じる一品です。
速く貼れる理由 その②
今回は、先述した様に、5名のスタッフが来ており、作業を徹底的に分担していました。
①下地処理:グラインダー係
②下地処理:パテ係
③糊付け係
④クロス貼り係
⑤その他のリフォーム係
流れ作業的で、とても効率が良いと感じました。
勿論、時間が空けば他の分担にも回っていました。
やはり、プロにお願いすると早いのも納得ですね。
私も、もっと効率良く貼れる様に精進していきます