パネライ 8days | ウォッチ ホリック watch holic  

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好きな言葉は「ひげゼンマイ」(笑)。横浜と渋谷にある時計ショップ「COMMON TIME」と               横浜元町が本店のジュエリーショップ「CHARMY」の社長のブログです。

皆さん、こんばんは。


さてさて、久しぶりに時計の話題です。(笑)



今日は、パネライの8daysについて、

ちょっとお話ししたいと思います。



今までも、ロングリザーブについては、

色々とお話ししてきましたが、このパネライ

のロングリザーブは、他のものとちょっと

違っていて、興味深い物になっています。



ぜんまいを長く持たせるための工夫は、

ブランドごとに違いがあり面白い

という話しは、以前にもお話しした

通りです。


一番の問題は、長いぜんまいを使えば

使うほど、トルクを一定にすることが、

難しくなるっていうことですね。



特に、ぜんまいの巻き戻りの最後の部分での

トルクの落ち込みが、時計の精度を極端に

落としてしまうということが課題になって

くる訳です。




それでは、ちょっとここで各ブランドが、

どんな風にロングリザーブにおいて、

精度を一定にさせているのかのおさらいを

しておきましょうね。



まず、IWCのロングリザーブですが、

8日間巻きのぜんまいを使いながら、

7日間のリザーブしか使用していません。


最後の精度の落ちる部分にストッパーを

かけてしまっているんですね。


単純明快で実にIWCっぽいですね。




それから、ジャガー・ルクルトの8days等は、

大きなぜんまいを使わずに、小さなぜんまいを

2つ使う「ツインバレル」という方法を

取りながら、トルクの落ち込みを抑えています。


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さて、パネライはというと、何と「トリプル・バレル」

という三つの小さなぜんまいを使う方法を

取っているんですよ。


実に、独創的でいいですね~。



この↓中にぜんまいが3つも入って

いるんですね。
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やはり、せっかくパネライを買うのなら、

このトリプルバレルの8daysがいいかも

しれませんね。


そして、もうひとつのパネライの8days

の特徴は・・・・・

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↑このパワーリザーブの水平式の表示方式

です。


当然、これはパネライの特許になっている

ものです。




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ま、ムーブメントがどうのこうのと言っても、

この↑迫力のリューズガードを備えたケースが、

パネライの一番の人気のポイントかも

しれないですけどね。(笑)



関係過去ブログ

→ロングリザーブ対決 その1

→ロングリザーブ対決 その2



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