南部国一宮櫛引八幡宮
南部藩といえば甲斐源氏が祖の南部家、出身地には南部町という地名で残されています。
櫛引八幡宮も山梨県から1220年に南部光行によって移された神社で、南部藩の総鎮守として知られています。
祭神は応神天皇で、国宝の赤糸威鎧や白糸威褄取鎧など、甲州市の菅田神社にある武田家の家宝・楯無の鎧も同じ源氏の鎧として今に伝わっています。
本殿は慶安年間の創建といわれ、旧拝殿とともに重要文化財に指定されています。
甲斐国と南部藩領との繋がりを色濃く感じ、武神の誉高き八幡の威厳をおおいに感じる社でした。
また、帰りがけに近くの根城跡も散策、都市公園として縄張りが復元整備されており、当時の面影を感じることができました。(^^)/