萩市の廃校活用 | 山梨市日和♪~みんなでやるじゃん~

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萩市に廃校活用(萩・明倫学舎)の取り組みを伺ってきました。

萩・明倫学舎は、明治150年記念事業の一環として、萩藩校明倫館の跡地に建つ日本最大の木造校舎(昭和10年建築)です。

旧明倫小学校保存整備事業として平成26年〜28年の3カ年で、総事業費14億1千万円(国庫補助金4億1千万円、残りは地方債と基金の繰入、一般財源)で整備されました。

国の登録有形文化財の本館1階は、観光インフォメーションセンター、お土産ショップ、カフェ、レストラン、復元教室、実習室。
二階は、萩藩校明倫館展示室、明倫小学校展示室、ジオパークセンター、展示映像室、屋根裏見学室などとして整備しています。
また、併設する二号館は有料施設として、幕末ミュージアムと世界遺産ビジターセンターとして整備されています。

運営は地元の歴史、風土、文化に詳しい方々を活躍の場とし、NPO萩明倫学舎との協働による管理体制とし、約30名(NPO20名、市職員5人、地域おこし協力隊1人)で運営されておりました。

来館者は開館した平成29年度で33万8千人、平成30年度は豪雨災害もありましたが、現在までに15万8千人の来館がありました。

本市にも、牧丘郷土文化館として、明治8年建築の室伏学校が同じく登録有形文化財として開館しておりますが、地域の文化を伝え、ミュージアムという学舎として活用されていることは同様であります。

今後、文化財の保存庫として利用されている堀内小学校や先般廃校となった三富小学校、牧丘第二小学校、牧丘第三小学校についても、早期の利活用が肝要だと思います。

学舎は学びの場としてさ整備された経過からも、学舎としての利活用を最優先に、地元の皆様の意向や費用対効果を勘案しながら、今後の廃校利用に活用していきたいと思います。