下関市のコミュニティースクールの取り組み | 山梨市日和♪~みんなでやるじゃん~

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会派研修最終日は下関市にコミュニティ・スクールの取り組みを伺ってきました。

コミュニティ・スクールは、よりよい学校づくりのために、「学校運営協議会」を設置し、学校・家庭・地域が連携・協働しながら、学校運営や地域と一体となった教育を進めようとする学校のことになります。

下関市では平成24年度より、この取り組みを実施し、構想から具体的な取り組み通して成果が出てきていました。

具体的な取り組みとしては、
①学校運営協議会の機能向上
・単なる審議会ではなく、「熟議」の場として熟盧と議論を重ねて対話することに重きをおくことで、子どもたちの自己肯定感を高める仕組みづくりを皆で真剣に話し合います。

②学校応援団の組織化
学校応援団の皆様が
・学習支援として補助授業や校外学習、文化体験などを行います。
・環境支援として、プール清掃や植木の剪定、草刈り取り組みます。
・安全支援として、登下校の見守り、遠足のサポート、校外学習のサポート、などを行います。

応援団に対しては学校内にコミュニティ・ルームを設置し、大人向けのキャリアアップ講座を実施したり、児童・生徒との対話や協働、交流の機会を創出し、学校への理解や人と人とのつながりを深める居場所づくりが進んでいました。

③小中学校の連携
山口県全体として各市町村に地域連携教育アドバイザーを設置し学校運営協議会と学校応援団、コーディネーターとの連携を通じて、それぞれの小・中学区などで合同防災訓練など実施しています。

④コーディネーターの活動推進
学校と地域をつなぎコーディネートする人材を育て学校応援団との連携を推進し、地域に開かれた、地域と共にある学校を目指しています。

本市においても平成28年より合併校である笛川小学校において実施が始まったところであり、下関市のように約18000人の児童・生徒の通う72校全ての学校で実施するには、まだ時間を要しますが、地域が学区というコミュニティで、より深く関われる環境がつくれるよう、継続的に今後の取り組みをチェックしていきたいと思います(^。^)