終始一誠意 | 山梨市日和♪~みんなでやるじゃん~

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根津記念館が開館10周年を迎えました。

少し時間があったので根津嘉一郎翁の企画展を見てきました。

その中で【終始一誠意】と書かれた額に惹きつけられました。

何事も最初から最後まで誠意をもってかからないと成就できない
という意味。

嘉一郎翁は、この言葉を戒めとして、常に東武鉄道の社長室に掲げて執務したと言われています。

漢学塾で論語を学び、
成功は誠意と努力にありを信条に
家柄よりも、学歴よりも、先ず、奮闘努力する人を登用し、事業を盛り立てた翁。

行き当たる様々な壁において、不平不満を感じ、他に問題を押し付けたり、逃げたりするのではなく、上手くいかない状況こそが、それまで見えていなかった、可能性を見つける大きなチャンスと捉え、むしろ愉しんで、その壁を乗り越え、大きな達成感を感じわうことを信条とし、主体変容の精神で自らが前向きな心持ちで、立ち向かったと言われています。

流石はボロ買いとして、約200社の企業再生を成した思考習慣、感服します。

ちなみに松下幸之助さんも、不況だからできることの手始めとして「反省」することを徹底したそうです。

「とてつもない困難に遭遇しても、難しい状況に遭遇するほどに、心躍らせる、あなたになっていってください(^。^)」
そんな事を言われたような衝撃でした。

終始一誠意。


上手くいかなくても、反省し、自ら前向きに可能性を見出して行動する。
PDCAではありませんが、
反省の都度、人間を一回りも、二回りも大きくできる可能性が、日常に溢れているのだと気づきました。

火中の栗を拾うわけではありませんが、私も心持ちを前向きに習慣付けたいと思います(^。^)