富士急行スケート部創部50周年記念祝賀会&女子カーリング部「チーム富士急」活動報告会におじゃましてきました。
富士急行スケート部は、昭和43年にスケート界の発展の一助にすべく、堀内光雄氏が長久保監督と長田選手の二人三脚でスタートしました。
その後、富士五湖国際スケートセンターをホームリンクに鍛錬を重ね、全日本実業団の男子の部で、昭和51年、55年、56年に優勝したほか、女子も昭和52年に初優勝し、その後も大会10連覇を成し遂げるなど輝かしい成績を残しております。
また、オリンピックも10大会連続延べ28人のオリンピアンが出場し、アルベールビル五輪で橋本聖子選手が1500m銅メダル、長野五輪で岡崎朋美選手が500m銅メダル、そして記憶にも新しい平昌五輪で菊池彩花選手がチームパシュートで金メダルを獲得し、創部以来の念願である五輪での金メダルを獲得したところであります。
女子カーリング部も、本年、創部8年目にして日本選手権大会で初優勝を果たし、世界選手権に出場しました。
昨今ではチーム青森やLS北見の大健闘により、日本全体でにもカーリング競技に注目が集まっています。
また、カーリングの歴史は富士北麓地域とも深く、1937年には山中湖において日本で最初のカーリング大会が行われていたことも、主催者あいさつの中で堀内光一郎社長が語られておりました。
スポーツ界での50年という歩みは、数字だけでは言い尽くせない、血と汗と涙の結晶があり、創部から現在に至るまでの選手や監督、そして応援してきた富士急行社員や富士北麓地域をはじめとする住民の皆様の大きな思いが力となり、現代に引き継がれているのだと思います。
式典内では、平昌五輪においてチームパシュート競技で金メダルを獲得した、菊池彩花選手が引退表明をする中で、「小さな頃から積み重ねたこと、そして応援してくださる皆様の力」と仰った言葉の中にどれほどの血の滲むような努力、300日に及ぶ練習、コンマ1秒の世界がプロの世界であることが容易に想像することができ、怪我から復活を果たして頂点を極めるための強烈な精神力を感じることができました。
まさに不撓不屈。
これから指導者の道に進むそうですが、富士急行スケート部で培った伝統と経験をこれからのナショナルチームや後進の指導に活かして欲しいと思います。
追申、チーム富士急とチーム北見の試合が5月にあるそうです‼︎
ぜひ、チーム富士急の益々の飛躍を期待いたしましょう(^。^)