集落活動センター「はつせ」のチムジルバンレストラン鷹取の取り組、過疎地域有償運送の取り組みを伺ってきました。
初瀬地区は人口139人、高齢化率51%、世帯数72世帯と町内で最も人口の少ない地域であります。
高齢化の進行とあいまって大変厳しい状況にありますが、地域住民が団結して一つひとつの課題の解決に取り組んでいます。
平成9年度の韓国の大学生との交流を契機に、キムチづくりが盛んに行われており、平成26年度には韓国風レストランとサウナの複合施設の経営にも取り組んでいます。
また、住民により組織された「NPO法人 絆」(過疎地有償運送)などの活動が活発に行われており、これらの活動と連携して集落の魅力をさらに高める仕組みづくりが進められています。
ちなみに集落活動センターは廃校を活用したもので、平成25年度に約1200万円をかけて開所し、平成26年度に総事業費5590万円(主に地方創生交付金)を活用してレストランと岩塩とゲルマニウムの乾式低温サウナを整備し、現在年間1300万円余の売り上げを上げるまでに至っています。
また、平成28年度の有償運送では980人の利用があり、月に82名の方が生活の足として利用されておりました。
今後は高齢者の見守りはもちろん、買い物代行や行政サービスとの協働など、更に意欲的な住民参画へ向けて進んでいくとのことでした。
過疎だからこそ助け合う。
本来あるべき地域の形がなんだか羨ましく感じました。
助っこ
改めて大切にしたいと思います(^。^)