山梨市学校給食センター建設工事安全祈願祭・竣工式に参加してきました。
学校給食の在り方については、議会でも特別委員会を設置し、ドライ方式による自校式とセンター方式による先進事例を視察検討する中で議論され、様々な観点から、学校給食衛生管理基準を満たす、安心・安全な給食を提供するため、センター方式が望ましいという結論に至りました。
私自身も、当初は自校式によるドライ方式による給食が望ましいと考えましたが、各小学校の施設の面積や現場の課題、進化した食管技術、アレルギー食対応、食育などを鑑み、センター方式によるドライ化という結論に至りました。
食は言うまでもなく、児童生徒の健全育成の根幹であり、果樹生産を基幹産業とする本市にとっても、未来の食を語る上でも、特色ある給食が求められていると感じています。
新施設は、そういった食を身近に感じることができる研修室や災害時にも炊き出し機能を有した、複合施設であります。
また、全国的に給食の無償化の声が高まっておりますが、今回のセンター方式での新設に伴い、年間約1億円のランニングコストを削減することになり、無償化に向けての大きなきっかけづくりになったと考えています。
(本市の給食無償化には約1億6千万円の財源が必要です。)
今後も先進自治体の動向など注視しながら、山梨市らしい学校給食の在り方について調査・研究していきます。
工事中、近隣の皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、何卒、ご協力のほどよろしくお願い致しますm(__)m