平成26年度山梨市戦没者合同慰霊祭に参加してきました。
終戦から69年目を迎えました。
あの苛烈を極めた戦いで三百万余の方々が、
家族と祖国を思い戦場に散り、
戦火に倒れ、
あるいは遠い異国の地において亡くなられました。
山梨市においても1394人の尊い命が喪われました。
ここに改めて、心からご冥福をお祈りします。
また、最愛の肉親を失った悲しみに耐え、
苦難を乗り越えてこられたご遺族の皆様に、
深く敬意を表します。
現在、戦争を知らない世代がその大方を占める時代へと移り変わってきました。
そんな時代だからこそ、
悲惨な戦争の教訓を語り継ぎ、
不戦の誓いを新たにし、
世界の恒久平和の確立に全力を尽くさねばなりません。
私たち戦争を知らない世代が「今できること」
真剣に議論するときなのかもしれません。
終わりに、戦没者の御霊の安らかならんことを、
そして、ご遺族の皆様方のご健勝、
ご多幸を心から祈念し、追悼のことばといたします。