手術まであと24日
突然の診断で始まった私の脳爆弾
私は、頭痛で脳神経外科を受診したところ、頭の中に脳爆弾があることが判明。脳爆弾とは、脳の血管が膨らみ、その膨らみが破裂するとくも膜下出血となり、命が危険になります。
私の母の場合は、重度のくも膜下出血で倒れました。しばらくは意識不明の状態で、生存率20%、命が助かっても後遺症は残ると医者から言われました。
その後、なんとか一命はとりとめましたが、後遺症が残り、今は直前の記憶がありません。
私の場合、いつもは見過ごしてしまう頭痛でしたが、母がくも膜下出血で倒れたこともあり、心配でMRI検査をして、偶然にも脳爆弾が発見できました。
もし、あの日、気づかずにいたら、くも膜下出血で命を落としていた可能性もあります。
くも膜下出血の正しい情報を広めたい
母のくも膜下出血、自分の脳爆弾の発見という経験をしたことで、「くも膜下出血」「脳動脈瘤」「頭痛」というキーワードが気になりだしました。
あなたは、定期的に脳検査を受診していますか?
なんとなく、お金もかかるので、先延ばしにしている人も多いのではないかと、周りの話を聞くと感じます。
頭痛を甘くみてはいけない、頭痛の怖さを知る
くも膜下出血の発症状態について調べると、『激烈な頭痛→意識不明→死亡』という流れ。
実際に私の母も、一命をとりとめましたが、激烈な頭痛がキッカケでした。
しかし、今回、私が読んだSNS記事では、頭痛で脳神経外科を外来受診して、その時点でくも膜下出血を発症しているケースが20~30%はあるとのこと。
その事実に驚きです。
私が読んだSNS記事→コチラ(東洋経済オンラインより)
これは、「外来に歩いてやって来るくも膜下出血の患者」という意味で、専門医の間では、「walk-in SAH(歩いてくるくも膜下出血、SAHはくも膜下出血の略)」と呼んでいるそうです。
walk-in SAH(歩いてくるくも膜下出血)は、出血が少量で、出血が止まると頭痛も治まってしまうとのこと。ただ、2回目の出血はほぼ100%の確率で起こり、本格的なくも膜下出血を発症するそうです。
そう考えると、頭痛のサインは見逃したくないですよね?
くも膜下出血が未然に防げる社会へ
生活の中で、頭痛で悩まされている方も多いと思います。
頭痛を軽く見ずに、一度専門の医療機関で検査を受けてみることの大切さを知ってほしいです。
walk-in SAH(歩いてくるくも膜下出血)の場合、早めに処置をすることで、重症な状態を避けられる可能性もあります。
私は、脳爆弾の破裂を未然に防ぐため、24日後に頭を開く手術を予定しています。
もちろん手術なのでリスクはありますが、私は脳爆弾の破裂の怖さから手術を選択しました。
良かったら、私のこれからの手術についても、応援してもらえるととても嬉しいです。
そして、くも膜下出血で命が落とす方が一人でもいなくなることを願います。
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