ニンゲンも動物も一緒 🖐
生命への畏敬の念を忘れない
その場で出来ることを何でもやる
余計なリスクに怯まない
最後の最後まで諦めない
救命救急医になったことに矜持を憶える瞬間…
これがあるから医者は辞められない👍
〔出典〕
http://petbiyori.com/article/6917?st=1
ニンゲンも動物も一緒 🖐
生命への畏敬の念を忘れない
その場で出来ることを何でもやる
余計なリスクに怯まない
最後の最後まで諦めない
救命救急医になったことに矜持を憶える瞬間…
これがあるから医者は辞められない👍
〔出典〕
http://petbiyori.com/article/6917?st=1
米国消化器学会(ACG)からの情報シェア
いわゆる“痔疾”の有病率は、実に80%といわれる国民病ですが、
誤解が多く、適切な治療をしないまま、激痛に耐えている方が少なくありません。
“いぼ痔”と呼ばれる『痔核』〔外自覚・内痔核〕は疣贅〔イボ〕ではなく、
正体は「静脈瘤」です。
肛門から出て来た“イボ痔”を中に押し込んでも、何の解決にもなりません💧
“キレ痔”も、便秘に伴う硬い便が単純に肛門を傷つけるだけでなく、「静脈瘤」の損傷による炎症と出血です。
何度も損傷、炎症、感染、化膿を繰り返すと、『肛門周囲膿瘍』を形成して、
入院の上、手術療法が必要になることがあります。
『ボラギノール』や『ボラザ』などの市販薬は、痛みなどの苦痛を取り除くのに非常に有用な対症療法ですが、
それだけで根治することはありません。
『痔核』が出来る理由は、長時間椅子に座る生活をするために、肛門周囲の静脈に血液がうっ滞するからです。
“痔疾”は男性より女性に多いのですが、
肛門周囲の筋肉や支持組織が薄いために、静脈血が鬱滞した圧力に血管壁が耐えられずに変形・膨隆・脱出してしまうために静脈瘤が出来てしまうのです。
実際には女性に限らず、華奢な体格の方に多い、とすべきですね。
「痔になるほど勉強しなくちゃ東大や医学部には行けない🖐」(^_^;)
なんて冗談もありますが、
お尻〔肛門周囲〕に血液がうっ滞する時間が長いほど発症しやすくなりますから、
あながち笑えないお話でもあります。
たかが“イボ痔”と侮らずに、早目に消化器科を受診して下さい。
〔出典〕
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4956910/
https://www.facebook.com/schoolofsurgery/photos/a.386023011454984.87599.172900382767249/1300316936692249/?type=3
米国呼吸循環器学会(ACCP)からの情報シェア
頭痛や生理痛などでお馴染み、薬局で市販もされている解熱鎮痛剤
イブプロフェンが、喫煙者の肺癌の死亡率を有意に低下させる
オーストリアのウィーンで開催された「第17回・国際肺癌学会」(IASLC)にて、オハイオ州立大学食品革新センターから報告がありました。
データ解析に用いたのは、米国内のデータベースに収録されている成人10,735名からの情報解析で、
日常的にイブプロフェンを解熱鎮痛に用いていた肺癌患者の死亡率は、イブプロフェンを用いていなかった肺癌患者、特に喫煙歴のある患者の死亡率を48%も減少させたとのことです。
近年、アスピリンによる大腸癌の予防効果がほぼ確立され、現在世界中で確認臨床試験を大規模に行っているところです。
アスピリンには大腸癌のみならず、乳癌などにも予防効果があるという説がありますが、本研究では肺癌に対する効果は認められなかったとのことでした。
発表では、肺癌の発生には喫煙に随伴する肺内の慢性炎症が関係しているのではないかと、オハイオ大学のまだ経験の浅い博士が述べていますが、
単純に慢性炎症抑制だけなら、アスピリンでも有意差がでておかしくないはずです。
おそらく、イブプロフェン独自の、まだ知られていない何らかの薬理学的作用に基づく結果であろうと考えるのが自然です。
アスピリンには、強力なCOX(サイクロオキシゲナーゼ)の抑制作用をはじめ、抗血小板機能作用など、様々な医療の現場で理論に基づいて使われていますが、
イブプロフェンには血小板機能抑制作用がなく、抗炎症作用も弱いため、気軽に買える売薬(解熱鎮痛剤)として世界中で気軽な常備薬の1つとして用いられています。
(商品名:日本ではイヴ、ブルフェン。海外ではAdvil)
しかしその一方で、例えば胎児の動脈管開存症の治療にイブプロフェンが用いられていますが、
強力な解熱鎮痛剤の一種、インドメタシンと同等の効果があるとされており、単なる「弱い痛み止め」ではないとも考えられています。
今後の研究の進展が楽しみです!
アスピリンの大腸癌予防効果に続き、イブプロフェンの肺癌抑制効果について明らかになったように、
これからも未知の生化学的・薬理学的機序で悪性腫瘍の予防や死亡率低下(つまり「補助療法」としての可能性)が続々と発見されて行くかも知れません。
〔出典〕
https://www.iaslc.org/events/iaslc-17th-world-conference-lung-cancer
http://fic.osu.edu/
『日経メディカル』からの情報シェア
米国血液学会〔ASH〕総会で発表されたデータで、
近年、手術なしで完治し得る悪性腫瘍の代表格と称されるようになった『悪性リンパ腫』の中で、
残念ながらまだ予後不良とされてきた『濾胞性リンパ腫』の治療成績を更に向上させる新しい治療法が開発された
という、大規模臨床試験の成績です。
いま話題の『分子標的治療』のひとつで、
ここに取り上げられている長い名前の新薬が、
既に日本でも中外製薬から発売されている『リツキサン』よりも高い治療効果と安全性が証明されたことが書いてあります。
これらの『分子標的薬』は、悪性リンパ腫の細胞表面にある「2型CD20」という分子に結合して、患者さん自身のリンパ球を誘導して、腫瘍細胞を破壊します。
「薬」と表記されていますが、中身は、「2型CD20」という分子だけに特異的に結合する抗体〔モノクロナール抗体〕で、
悪性リンパ腫の腫瘍細胞以外には反応しません。
この抗体がくっついた腫瘍細胞を、患者さんのリンパ球などが破壊する現象のことを
、記事の本文中に出て来る『ADCC』と呼びます。
近年の医学は、医師でも免疫学が苦手だと理解できない治療法が増えてきましたが、
逆に、高校生物を履修していれば、文系の方にも理解できる分かりやすさもあります。
濾胞性リンパ腫
→ 2型CD20
→ リツキサン投与〔分子標的薬〕
→ モノクロナール抗体が2型CD20に結合
→ ADCC〔自己リンパ球誘導〕
→ 腫瘍細胞破壊
と、順番に流れを整理すると分かりやすいです。
いま、腫瘍免疫学が熱いです!
\m/(`∀´)\m/ メタル魂!
〔出典〕
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/search/cancer/news/201612/549263.html
https://www.facebook.com/cancerex/posts/698713540294355
★ 歯科処置前の予防的抗菌薬投与の有用性
〔歯医者さん必見!〕
権威ある国際学術誌『循環』に発表された論文に関して『日経メディカル』に掲載された情報シェアです。
歯科治療の際に、抜歯などの手術〔処置〕の際に、偶発的に、
齲歯〔虫歯〕や歯周病の原因となる、緑色連鎖球菌などの起炎菌群が血流に入り込み、
『感染性心内膜炎』や『膿胸』を引き起こすことがあるのは、呼吸器・循環器の専門医なら常識以下の知識です。
これに対し、以下の『日経メディカル』の記事にも記載されているように、
手術前に抗菌薬の投与を行なっておけば、『感染性心内膜炎』の発症を予防出来るのではないかという考え方がまかり通って来ています。
『感染性心内膜炎』は、発症したら一生抗菌薬を服用し続けなければいけないとされて来た疾患だけに、現場の医師としては、少しでもリスクを低下させたい
ボクが学生時代に『聖路加国際病院』の外科でエクスターン研修を受けた時に、
手術をうける患者さんが「梅毒検査」陽性だったために、予め〔たった1回だけ😓〕ペニシリンを服用してから手術室に入ったなどという時代もありました。
現在の基本的な感染症学の原則では、
「抗菌薬は感染予防の目的では投与しない」というのが世界の常識になっています。
安易な抗菌薬の乱用は、多剤耐性菌を生む原因になります。
また、培養・塗抹検鏡や血液検査からの起炎菌同定には、かなりの専門的技術が必要で、
欧米の病院では、感染症専門医に相当するエキスパートの署名がなければ、下っ端の医師は勝手に抗菌薬を選んで患者さんに投与してはいけないことになっています。
それだけに、自信がない医師・歯科医師は、なんとなく「古い、グレードの低い抗菌薬を選んでおけば間違いないだろう」と、30年前に流行した「ケフレックス」や「セフゾン」などを今だに乱発しているだけのワンパターン医師を時々見かけます。
しかり、古い抗菌薬を使えば、古さに比例して自然耐性菌の割合も増えますから、
「あの医者の薬は効かない」
という悪評の元になります (-"-;)
市販薬で『膀胱炎治療薬』『抗菌点眼薬』などが販売されていて、それらを買っても治らないと受診してくる患者さんが後を絶ちませんが、
薬局でOTCとして買えるのは戦前に使われていた、所謂「サルファ剤」の類ですので、それで治療を完結させようと所謂方が無理があるというものです。
しかしながら、今回の研究成果は、
“ダラダラと抗菌薬を漫然と投与してはいけない”とする世界的な風潮に一石を投じるものです。
最近、東京都では、外来での抗菌薬投与期間を5日間を超えるものは自動的に一律査定するなど、
「医学」ではなく「医療経済」の視点だけが独走している感があります。
我々は医師ですから、患者さんにかけるかける医療費が同じことなど「公平」「平等」とは思いません。
全ての患者さんが、等しくベストの医療を受けられて、はじめて「公平」「平等」と感じるものです。
ステレオタイプで型に嵌まった医療を「標準」「基準」とするのではなく、
規定は規定として尊重しつつも、常に疑問を持ち続けるのが、医療人としての姿勢ではないでしょうか?
■ 日経メディカル 引用 ■
英国立医療技術評価機構(NICE)は2008年に侵襲的歯科処置を受ける有リスク患者に対する感染性心内膜炎(IE)の予防を目的とした抗菌薬予防投与(AP)を完全に中止する勧告を出し、これを受けて英国内のAP処方は急激に減少していた。
このような特殊な状況にある英国において、侵襲的歯科処置を受ける有リスク患者に対するIE予防を目的としたAPの費用対効果を検討した結果、APは費用対効果に優れていることが確認された。論文はCirculation誌上で11月15日に発表された。
米国心臓協会による約60年前の勧告以来、侵襲的歯科処置を受ける有リスク患者にはIE予防を目的としたAPが広く行われてきた。初回の勧告以降は投与回数や適応患者を限定するなどAPを制限する方針がとられているものの、欧州や北米などのガイドラインでは高リスク患者へのAPが現在も推奨されている。
〔以下、専門的解説なので割愛〕
★ 【注釈】★
以下の予防投与に使用された抗菌薬を覚えといてくださいね👍
日常臨床にそのまま使えます♡
APのレジメンは原則アモキシシリン(AMPC)1回3g経口投与で、前月にAMPC投与を受けている患者とペニシリンアレルギー患者にはクリンダマイシン(CLDM)1回600mgを経口投与する。
【出典】
Franklin M, et al. The Cost-Effectiveness of Antibiotic Prophylaxis for Patients at Risk of Infective Endocarditis. Circulation. 2016;134:1568-78.
歯科処置前の予防的抗菌薬投与の有用性を確認:日経メディカル
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/etc/201612/549151.html?n_cid=nbpnmo_twbn #日経メディカル
ハーバード大学医学部
『マサチューセッツ眼科耳鼻科病院』からの情報シェア
〔MGHに隣接している専門病院です♡〕
日本だけでなく、欧米にも難聴に対する『補聴器』の使用には心理的な抵抗感が強いようです。
補聴器は、ただの拡声器ではありません🖐
患者さん毎の聴覚の障害パターンを認識し、それに合わせて特定の周波数の聴力を選択的に拡大します。
また、拡声のパターンもヒトの声と、それ以外の音楽や、生活環境ノイズ、騒音などを選択的に判別して、耳障りにならないように必要な音声を適切に拾いあげて拡大します。
記事中の写真には、耳掛けタイプの旧式補聴器が映っていますが、
最新式のは、完全に外耳道内に埋没するタイプで、まるで極小のパソコンを耳に入れて入りような高性能です。
しかも、肌色の耳栓をしている程度にしか目立ちません。
うちのクリニックでも、開業以来、技術提携しているいくつかの協力企業のひとつで、
『銀座和真』の優秀な検査技師さんが出向いてくれて、防音暗室内で適切かつ精密な検査をして、補聴器処方をしてくれています。
医療機関のキャパシティだけでは十分な医療サービスを患者さんに提供しきれないところを、複数の企業とタイアップすることによって、何倍にも患者さんへの医療サービスを充実させることが出来ます👍
いわゆる「難聴」といわれる聴力障害に悩む方は少なくなく、
実際に検査員や提携企業から薦められて補聴器を導入した方の満足度は、ほぼ100%にも達しています。
初めは半信半疑で、廉価版の安い補聴器を購入しても、満足度が高いので、数ヶ月以内に、更に高性能のものに買い換えるのも、補聴器処方の特徴です。
耳鼻咽喉科でも、銀座和真などの企業とコラボレーションしているケースはまだまだ少ないですが、
医療機関の経営者のアタマがもっともっと柔らかく、柔軟な発想になる必要がありますね。
初めて補聴器を体験したときに、遥か後ろから、それまで聞こえていなかった人の会話だけが立体的に、浮かび上がって、明瞭に聞こえた時には、もの凄く感動したものでした❤
そんな感激を患者さんにお届け出来るのは、まさに医療者の醍醐味です♪
(*^_^*)
そして、
そんな提携企業の検査技師さん達は、いずれも腕に覚えのあるプロフェッショナルばかりですから、
我々医療者は、彼らに負けないように勉強しなくては、時代の進歩に取り残されてしまいます。
お互いに切磋琢磨して学んで行きましょう👍
(*^_^*)
〔出典〕
Now hear this, men: Hearing aids can be a life changer
http://www.health.harvard.edu/blog/now-hear-men-hearing-aids-can-life-changer-2016112510674
https://www.facebook.com/MassEyeAndEarNews/posts/10154776430146719
.