【電子レンジやオーブンがなくても、パンを焼く方法とは?】 | コラムニスト&英語教員上野真帆の『喜びから人生を生きる方法』

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踊る英語教員&コラムニストの上野 真帆です。読んでくださっている方にとっても、ヒントや気づきを♡丁寧な暮らし・日常を楽しむ方法・より良く生きる知恵・環境問題・まちづくりなど

あなたは、家に帰ったら、突然、

電子レンジやオーブンがなくなっていたとしたら、どうしますか?

 

私も、何年か前に仕事から帰ったら、

夫が電子レンジは断捨離したとのこと!!!


私は、電子レンジを使って、

何かを温めるということはしないし、

「まぁ、いっか~♪」とも思ったのですが、
電子レンジがないということは、

オーブンもなくなったということなんですけど!!!(*^_^*)

 

パンやクッキーも焼けないし、

グラタンやピザも焼けないのでは?

ガスコンロは家にあるので、

フライパンや魚焼き用のグリルを使えば、

なんとかなるのかしら?


でも、オーブンなしで、パンや焼き菓子を作るのは大変そうだわ。


元々そういうことはあんまりやってなかったのですが、

オーブンもないことだし、自分の中では、

パンや焼き菓子を作ることは、

半ば強制的に「卒業」もしくは「免除」だと思っていましたわ。

 

火を使わない料理のほうが、専門よ。

なんちゃって♪♪♪

 

そんなオーブン機能つき電子レンジがないわが家ですが
ある日、夫(=うちに住みつく精霊:うえちゃん)が、
「パン教室に一緒に行かない?」って誘ってきました(*^_^*)

 

「しげちゃんパン教室&ビーガンランチ交流会」

 

 

 

 

 

講師は「しげちゃん」こと、先崎しげるさん

 

先崎さんは、福島県小野町で竹炭作りや

麻を使っての草鞋作り、無農薬の野菜栽培などを行っている

 

「大地の手仕事」の代表を努めています。

 

奥様のひろこさんといつも仲良くイベントに参加されている素敵なご夫婦です。


パン作りが趣味の人は多いと思いますが、

自分で育てた小麦でパンを焼いていらっしゃる人は、そ

んなに多くないと思います。

 

今回の講師のしげるさんは、

小麦は25年も前から栽培していたそうです。

 

自分のところで作った小麦は、

 

平田村にある野沢精米製麺所で粉に挽いてもらい、

パンやうどんに加工して食べていたそうです。


まさに自給自足ライフスタイル?!(*^_^*)

 

最初は「南部小麦」。 

そして今は「ゆきちから」と栽培する品種は変わってきたそうです。

「25年も小麦を作ってきた理由は、

国産の小麦栽培の技術や種を絶やしたくし、繋いでいきたいから。」

だそうです。

 

こうやって、日本でも小麦を毎年作り続けてくださる方がいるから、

国産小麦は、なくならないんだな~と思いました(*^_^*)

 

国産小麦の自給率は、こちら。

 

 

今回のイベント会場に入ったとたんに、

「甘い香り」がしてきました♡


生きている酵母の香りに、胸が躍りました(*^_^*)

 

今回は、天然酵母を使ったパン作りの教室です。

 

しげちゃんパンのベースになる材料は、

 

・国産の小麦粉(この日は栃木県産ゆめかおり)

 

・白神こだま酵母

 

・塩

 

・砂糖

 

・水のみ。

 

このシンプルなパンが原型です。

トッピングしたい場合は、この原型パンに

お好みで餡(あん)やレーズン、雑穀、ココナッツを足していくのです。

 

材料に、砂糖を入れるのをイヤがる人もいるようですが、

酵母が食べてくれるって思えばいいってさ(*^_^*)

 

 

 

 

それから、しげちゃんに教えてもらいながら、

参加されたみなさんで、こねたり、まるめたりと・・・(*^_^*)

 

 

私は、こねるのは、空気を抜くためかな?と思っていましたが、
本当の理由はグルテンを形成するためだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

1時発酵、2時発酵と手間がかかっています。

 

指で押して、穴が開いて、戻ってこない状態だと

1時発酵は終わったということらしいです。

 

 

 



発酵が進むと、生地が最初のサイズから

2倍ほどの大きさにふくらんで
ビックリ(@_@)

 

ふくらむって、なんかおもしろいわ♡

生きているから?(*^_^*)

 

会場から、「自分の家で作ったときに、パンがふくらまない」

などの質問も出ました。

それに対しての助言は、発酵させる時間を長くとってみる。

「待つ時間」も必要だということでした。

ただ、発酵しすぎると、酸っぱいパンになる、

茶色の焼きめがつかないとも

教えていただきました。

 

 

 

 

 

カボチャの餡です♡

 

成形したら、パンを焼いていきましょ♡

 

パン作りって、イチからやると、3時間くらいかかるんですね。
これこそ、まさに「ていねいな暮らし」かもしれませんね。

 

それ以外にも、こんな話題も出ました。

ベーグルを作ったのは、ユダヤ人?

ナチスのドイツ時代に迫害されていたユダヤ人は、

「パンを焼くな!」と言われていたそうです。

 

賢いユダヤ人は、

「ベーグルは、茹でて作るから、

パンを焼いているんじゃないんです!!!」と、
ベーグルを作って食べていたそうです(*^_^*)

 

人間は、ピンチの時でも、知恵を使って、

たくましく生きていくことは大切かもしれませんね。
 

 

しげちゃんパンが焼きあがりましたよ~♡

 

 

 

 

 

食べてみると、素朴でやさしい味。

 

味や食感は、市販されているパンとも違うし、

パン屋のパンとも違う。

 

ずっしりとしていて、噛み応えがあります。

噛めば噛むほど、味が出てきます。

 

しげちゃんが参考にしている本も、教えていただきましたよ。

 

 

イベントで使用した酵母は、こちら★

 

 

 

パン作り実習の後は、お楽しみのビーガン ランチ。

 

 

やはぎひろみさんに大葉ソースの作り方をレクチャーしていただきました。

紫蘇の葉にオイルやニンニク、醤油などを、

フードプロセッサーなどでガーッと混ぜます。

 

 

メニューは、

 

・赤紫蘇、大葉のソースを絡めたひらた麺

 

・今が食べ頃のやぶかんぞうの花の天ぷら

 

・ズッキーニの三五八漬け

 

・豆腐とトマト🍅のぬか漬け

 

・野菜のグリルなど

 

乳製品、肉、魚を使わなくても、おいしいし、

栄養もとれるし、

お腹いっぱいになりますよ~(*^_^*)

 

ひらた麺は、福島県産の小麦から作られています。

 

デザートは、ドラゴンフルーツとビーガンのスコーンです♡

 

 






そして、実習で作ったいろんな種類のパンが

どんどん焼きあがってきます(*^_^*)

 

 

 

 

 

 

あか~ん(*^_^*)
お腹が、もうはちきれそうや(●^o^●)

残ったパンは、みんなでお持ち帰りにしました♡

 

 

せんざきご夫妻と、今回は助手を務められた亀田 明美先生♡

 

 

今回の会場となったのは、オーガニックなゲストハウス

「福縁の宿」。

ふくしまロハスプロジェクトリーダー・矢萩 裕望さんがオーナーが、

今年の春にオープンされました。

 

福縁の宿は、福島県平田村にある 

四季工房ゆいの郷の中にあります。

 

四季工房は、国産無垢材などの

天然住宅の住宅メーカーとしても有名だそうです。

 

「福縁の宿」も、建材が壁は漆喰、

床は無垢材なので、

湿気がこもらず、

カラッとしているので快適でした(*^_^*)

 

 

 

 

私は、建築や天然住宅に関心があるので、

ゲストハウスの中も、見学せていただきました。

 

お風呂の壁は、ひのきでした(*^_^*)

 

 

こんな部屋で勉強してみた~い♡

 

 

 

 

「福縁の宿」は宿泊だけでなく、イベントやシェアオフィス、

お料理ランチ会しても使えるそうです。

お問い合わせはこちら↓

福縁の宿(平田村 四季工房ゆいの郷内)

 

 

標高約500mの場所にあるので、

夏でも涼しそうです(*^_^*)

 

四季工房ゆいの郷の中にある施設も、見学させていただきました。

 

大邸宅???(*^_^*)

 

 

 

平田村には、憩いと安らぎを与える施設があります。

「ジュピアランドひらた」には、

世界のあじさい園・ゆり園があります(*^_^*)

 

 

世界にあるほとんど種類のあじさいを、観ることができます。

 

 

 

 

 

平田村オリジナル種は、
「愛妻」だそうです(*^_^*)

あ・い・さ・い??? 

あ・じ・さ・い???

 

 

 

 

 

この人は、愛妻家です(*^_^*)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆり園は、甘い香りに包まれていました♡

 

 

 

今回のパン教室に参加されたメンバーから、

オーブンなしでも

パンを焼くためのアイデアを教えていただきました。

 

・フライパンに蓋をして焼いてみる。
・蓋つきのフライパンを買ってみる。←ホットサンドみたいに焼けるのかしらん?

・ストウブという鍋を買ってみる。

 

うえちゃんは、「まずは、

できるだけ新しいものを買わずに、

家にあるもので工夫して焼こう」ってさ!

 

早速、家でも、パンを焼いてみました(*^_^*)

 

 

材料は、

・喜多方産のゆきちから(農薬不使用)300g、

・楽健寺酵母(人参、長芋、りんごなど使用)、

・パラダイス酵母、

・レーズン、

・デポラ湖塩、

・さとうきび粗糖適量

 

(遠藤 優実さんのお店で購入)

 

冷蔵庫でお休みしていた楽健寺酵母をおこしてから、

焼き上がるまで3時間半くらいかかりました。

 

パラダイス酵母を使うと、生地がべちょべちょになったので、

こねませんでした(*^_^*)

でも、1時発酵して、ふくらみましたよ♡

 

オーブンは、うちにありません(笑)ので、

フライパンと魚焼きグリルを使って焼きました。

 

べちょべちょな生地を成形して、フライパンに置いて、
蓋をかぶせてガスコンロで焼きます。

 

これだと、「下」からしか焼けないですよね?
 

 

べちょべちょの状態が固まってきたら、

生地を魚焼き用のグリルに入れて、

両面焼きにします。

 

焼けましたよ。

 

 


ワイルドなパンの作り方かしらん?(*^_^*)

モチモチしていました♪♪♪

噛み応えもあります。

味もグッドです♡

 

オーブンなしの他の方法も、
試してみるかもしれません。

ありがとうございまいます♪

 

暑い時期は、発酵が進みやすいので、
実は、パン作りには向いているかもしれませんね。


パンを作ると、家の中が、

小麦粉や酵母の甘い香りに包まれま~す(*^_^*)
し・あ・わ・せ♡