農家が経営するオーガニックなカフェで、ゆったり♡ ファットリアこもと
ぼくは、バンビではありません。 『ファットリアこもと』のヤギです!
店名のファットリアは、イタリア語で「農園」。
こもとは、イタリア語のcomodo「ゆったり・快適」という意味から。
そんな店名の由来にピッタリなカフェ『ファットリアこもと』は、
福島県会津坂下町に2016年5月にオープンした。
「自給自足の暮らしに憧れ、何でも自分で作ってみたい!」
という気持ちから、
有機農業を始めた五十嵐 正康さんが、
「自家生産の有機野菜やお米やひら飼い卵、
そして地元素材の蕎麦や小麦(ゆきちから)を使って、
農家のおすそ分け的なカフェをしたい」と始められた。
野菜は、有機JASを取得されており、
養鶏は、ひら飼いで300羽。
会津坂下町の坂本地区は、蕎麦と小麦の二毛作をしているので、
そば粉10割の手打ち蕎麦、
地元の小麦後を使ってのスイーツやピザをカフェで提供。
蕎麦粉は、一番美味しいと言われている、
5割しか取れないという極上の部分を使用。
盛岡冷麺や韓国冷麺を思い出させるような、
こんなにモチモチ、コシがある蕎麦は、初めて♡
コーヒーは、大阪の『田代珈琲』のスペシャリティコーヒー。
ハンドドリップで丁寧に淹れてくださる時の待ち時間も、
いい香りが~♡
ポーランド産の手描きの厚手のコーヒーカップが、かわいい♡
スペシャリティーコーヒーについて語り合う、五十嵐さんと、
うちに住みつく菩薩♡
紅茶は、新茶の紅茶で有名な仙台の『ガネッシュ』のを味わえる。
地下水だから、水も美味しいよ~♪
地酒や輸入ビールやワインだけでなく、
海外のノンアルドリンクのラインナップも、豊富。
有機JASやハラール対応のドリンクもそろっています。
自家生産していない、肉や調味料も素材にこだわっているそう。
スタッフの接客は、丁寧で話しやすい人ばかり。
薪ストーブで、部屋全体がじんわりあったかい。
薪ストーブの炎は、何時間見ていても飽きません。
落ち着く空間で、何時間でもいられそう。
私も、時々仕事帰りに寄って、あったまりながら、炎を見て、「無」の境地になっています。
奥にある10坪ほどの貸切りスペースは、
会議やサークルや展示会や
パーティスペースとしても、使えるそう。
有機野菜やひら飼い卵や手作りクッキーの直売所も併設。
会津坂下町杉山産のリンゴで作ったアップルパイが、
このカフェのスイーツの中では、一番好き♡
磐越自動車道の会津坂下インターから約3分。
私設図書館の『本の森』にも近い。
ヤギにミルクをあげるのも、体験させていただきました。
ひょえ~!!!すごい吸いつきぶりでした。
ひら飼い卵で作ったオムライスも食べてみました。
オーナーの五十嵐 正康さんに、卵について聞いてみました。
卵の黄身の色は、何で決まるのか?濃いほうがいいのか?
ニワトリが食べたエサの色で決まるそうです。
黄身の色は、必ずしも濃いほうがいいとは、限らないそう。
エサに飼料用トウモロコシや、色がついた色素(ヨード)を食べているから、濃くなるとのことです。
飼料用トウモロコシは、輸入品であり、
遺伝子組み換えのことが多いそう。
私たちは、普段は、遺伝子組み換え食品を
食べていないと思っていますが、
ニワトリや牛などの飼料に遺伝子組み換え食品入がっていて、
間接的に食べている場合もあるかもしれませんね。
遺伝子組み換え食品の問題は、
人為的に遺伝子操作をしているから、
口に入れた場合の安全性が証明されないことだけが、問題なのか?
遺伝子組み換え食品は、なぜ必要なのか?
「遺伝子組み換え食品を作る目的は、
農作物をよりたくさん収穫して、収入を上げるためです。
たくさんの収穫をするためには、大量の肥料(窒素など)が、必要。
大量の肥料を使うと、病害虫がはびこります。
そのため、農薬をたくさん使って、駆除する必要が出てきます。
すると、農薬耐性の強い品種が必要となります。
つまり、遺伝子組み換えされた品種が必要となるわけです。
野菜の表面の農薬は、洗剤などで、とれるかもしれません。
しかし、野菜が、吸いあげてしまった内部にある農薬は、
洗い流せません。
検知されない微量の残留農薬も、実はこわいですよ~。
だから、遺伝子組み換え食品は、問題があるのです」(五十嵐さん)
お話をうかがって思ったことは、化学肥料や農薬のメーカーが、
自分の商品を売りたいがために、遺伝子組み換え作物を作ることを、
必要としているのかな?ということです。
ファットリアこもとでのニワトリへの飼料は、
トウモロコシは、与えず、
自家生産のお米や大豆そして、
米ぬかと微生物を発酵させたものを与えているそう。
もっとも野生に近く、ニワトリの原種と言われる、
ネラという品種を飼っているそう。
性格は、穏やかでカラダは、丈夫だそうです。
メスは、この黒いネラばかりだそうです。
大体10羽に一羽は、オス(会津地鶏)を飼っているとのこと。
メスだけでも、卵は産めますし、
オスは、たくさんエサを食べるのに、
オスも飼うのは、有精卵にしたいからですか?
という質問をしてみました。
「有精卵にしたいのもありますが、オスもいるほうが、
たくさんの卵を産んでくれるんですよ」
有精卵・無精卵のちがいなどは、以前のブログにも書きましたよん。
ファットリアこもとで、卵の実験もさせてもらいました(^^)/
黄身がポコンと浮かんでいて、黄身だけつかめます!
そして、つまようじも、刺さりました!!!スゴイかも~♡
ブログを読んでくださって、Grazie! グラッチェ!
今年も、読んでくださっている人に、
何かしら役に立つ記事を書いていきます♡
イタリア語も、実は1年間勉強したことあるよ♪
Ciao!
またね♡
○元々、儀礼的な挨拶よりも、常に「内容重視」なので、
年賀状を廃止して、「本当にいいものを分かち合う通信」を
作っています。
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