↓朝飯も、けっこうなメニュー。
しかも、ブッフェスタイルなんで、食べ放題!
↓このナスの煮びたしが、メチャクチャ美味い。
朝から、テンションMAXです。
さて、本日目指すのは、いつかは行きたいと思ってた「恐山」。
ただ、あまりにも遠いから敬遠してたのだけど、今回は青森に泊まったので、弘前よりは近いのと、
田舎の場合、遠くても道路が混まないから、115mあっても2時間もあれば着く。
東京の大渋滞みたいに、1時間で5kmも進めない・・・なんて事は無いのだよ。
だもんで、今回の旅では天気さえ良ければ恐山へ行く事に決めてたのさ。
この日の天気は、青森以外の地域では、とんでもなく降ったらしいのだが、
青森は恐山へ向かう道中で、パラパラ降った程度。
↓着いたら、晴れてまーす。
山から立ち上るのは、蒸気なのか?温泉の湯気なのか?
なんなんでしょ。
周囲では、温泉臭ハンパ無いっす!
硫黄のかほりが、鼻をつんざくね。
↓売店もあります。
後で見に行ったのだが、ココは先に寄るべきスポットでした。
風車や、お地蔵さんとか、お供えモノが売っているのだよ。
まあ、我が家の場合、観光で来てるから、お供えモノを買う必要は無かったけどね。
↓撮影スポット。
ちゃんと令和元年になっているのに、日付は入ってない・・・。
う~ん・・・、手抜きなのか?
↓中に入ると、真正面の建物より、コッチが気になった。
なんでこんなに立派な古い建物が、入って左側にあるのかと思ったのだが、コレが本堂でした。
総門から入って、真正面にあるのが本堂だと思いがちだが、ココは違うのだね。
↓入ってすぐ正面に見えるのはコレ。
コレは、山門となるみたい。
この山門をくぐると、
↓こんな建物がある。
ガチで、入浴が出来る男湯。
反対側には、女湯もある。
なんとまあ・・・。
知ってたら、入浴準備してきたのになぁ・・・。
車にタオルも着替えもあるけど、ディズニーみたいに再入園出来ないだろうし・・・。
ココで、ウチの息子のローテーション風呂が始まるのも、大変だしなぁ・・・。
すんごく魅力的だったけど、今回はスルーしよう・・・、なんだか残念だ。
↓湯質は、こんな感じ。
解説書を読まない限り、何が何だかワカランね。
そんじゃ、ココからは、本堂の裏に広がる地獄巡り。
↓賽の河原。
硫黄の影響なのか、ハゲ山の様に植物が枯れてる。
↓大丈夫なトコもある。
地表の温度だったり、硫黄の成分の影響とかで、植物が生えてたり生えてなかったりしてるのかな?
↓極楽浜。
遠目に見ると、確かに南の島の様な雰囲気もある。
↓浜に近づくと、南の島の雰囲気は無い・・・。
ホントに、すんごく神秘的。
確かに、ココには独特の世界観があるよ。
↓山から立ち上ってるのは、なんなんだろ?
ブクブクと泡が噴き出ているのだけど、連続じゃないのだよ。
たまに止まって、またしばらくするとブクブク・・・と、なぜじゃ。
↓何の生物も存在してないかと思いきや、鳥は飛来してた。
解説書によると、宇曽利湖と書かれてた。
ただ、温泉が湧きまくってる感じで、硫黄臭もハンパ無いから、水質的には水中に生体は住めない・・・と、妄想してる。
でも、鳥が飛来してるって事は、どうなの?
エサとなる生体が、なんかいるのかね?
実に、興味深い。
↓独特なお賽銭入れ。
おそらく、雪対策でこうなっているのでしょう。
↓ベンチが、シブイ・・・。
カメヤマローソクといえば、故人の好物シリーズとして、我が家好みのローソクを提供してる、
ちょっと罰当たり的な商魂が、実にたくましいのだよ。
そんじゃ、これにて恐山撤収です。
最後の最後、出口へ向かう時、急に背後から「サワサワサワ」と風が吹き続け、
それがまるで、名残惜しんで声を掛けられている様な、そんな錯覚に陥れる心地よい風だった。
その風の中に、きっとこの先の人生に活かせる何かがあるのだと、ココに来て良かったね、そう思えるスポットでした。
そういえば、唄の歌詞なんかに「答えは風の中にあるさ・・・」みたいな、詩があったりするけど、
そんな胡散臭いのとは、ちょっと違うタイプの風を、オレは感じることが出来た気がしてる。
いつの日かまた、きっとココには来ることでしょう。
むつ市から恐山へ向かう道中には、質の違う一本杉あって、その存在感もハンパ無かった。
まるで、異質な程、とんでもなくドスンと、そこに佇んでた。
見所は多いし、見て損は無いと思えるスポットばかりだった。
オレ的には、パワースポットというよりも、異空間の様な感じだったかな。
特に、宇曽利湖周辺は、神秘的過ぎて、色んな事を妄想できる。
歴史ある本堂や、誰でも入れる温泉だったり、神秘的なだけじゃなくて、庶民とも一緒に歩んできてるそのスタイルは、
実に面白く、素晴らしいと思う。
残念ながら、名物の「イタコの口寄せ」は、年に2回ある大祭の時にしか行っていないらしい。
なぜなら、イタコと恐山は無関係なんだと。
イタコが、勝手に恐山で営業してる・・・みたいな。
つまりは、縁日の屋台・・・みたいなもんかね?
だもんで、祭りの時にしか現れない・・・と。
しかも、祭りの時は、長蛇の列で、ディズニーなんぞ足元にも及ばない大盛況で、待ち時間1日・・・とか、
そんなのも当たり前なんだと。
スゴイやね。
ちなみに、イタコが口寄せできるのは、人種を問わず、動物の口寄せまでもOK
かつてTV番組の企画で、マリリンモンローの口寄せをした時には、完璧な下北弁で受け答えしていたと、ウイキに書いてあるとです。
つまり、信じるモノは救われる・・・と、そういう幸せがあっても、オレは良いと思う。
イタコが救ってきた「心」は、世知辛い世の中を正せる力の一つだと思うよ。
そんじゃ、せっかくむつ市まで来たのだから、ご当地のB級グルメえぐっていきまひょ。
↓まずは、ココ。
吉田ベーカリー本店もんぶらん。
むつ市じゃけっこうな有名店らしいとの情報をキャッチしていたのだが・・・、客なんて誰もいねぇーですよ。
名物は、あんバターサンドだと聞いていたので、てっきり岩手名物の福田パンみたいなコッペパンを妄想していたのだが、
↓まさかの、食パンタイプ!
マジっすか!
ついでに、ハムサラダと、焼きそばパンに、ウチの息子が大好きチョコチップメロンパンまで、お買い上げしてきました。
味は・・・、まあ、予想通りと言いましょうか。
福田パンは、中身の具材のボリュームと味が最高な上に、パンの味も抜群なのだよ。
それで、安いから、すんげー人気になるのが納得出来る。
逆に、東京に蔓延ってるコッペパン屋は、味がよくてもクソ高いからね。
納得出来んのじゃ。
ココのパンは、至ってスタンダード。
食パンは、フワフワの様な・・・気もする。
ただ、今高級食パンブームだから、都市部では受け入れてもらえないとは思う。
だからこそ、この地で根付いて、頑張っていって欲しいね。
イギリスパンに負けない、名物となって欲しいもんだ。
↓今宵おつまみに、こんなのも・・・。
駅前食堂です。
大湊線の下北駅の目の前にあるので、この名前なのでしょう。
大湊に基地があるからなのか、やたらと海上自衛隊推しなお店。
メニューにも、大湊海自カレーだったり、護衛艦ちくまカレーとか、42警のレーダーとか、よくワカラン解説が多い。
そんな中、オレは青森のご当地メニュー、
↓みそ貝焼き!
ホタテよりも、アサリ、イカ、エビが多いという、不思議な貝焼き。
焼き上がった頃、卵をかけて出来上がり。
↓ウチの息子は、大好きな中華そば。
ウチの息子は、ご満悦です。
↓ウチの奥さんは、護衛艦ちくまカレー。
辛口で美味いんだけど、厨房から「チン」って音が聞こえてきたんで、もしやインスタントのヤツをかけただけ?
というのも、インスタントカレーバージョンの護衛艦ちくまカレーが売っているのだよ。
う~ん・・・、どうにも疑わしい。
↓備え付けが、ボリューミー。
ウチの息子も、喜んで強奪して喰ってた。
↓唐揚げも、頼んでみました。
海鮮塩唐揚げで、メニューに色々とウンチクが書いてあったけど、面倒臭いんでハショリマース。
↓海鮮の要素は、コッチ。
ホタテエキスと、少量のホタテが入ったマヨネーズ。
コレに、チョイチョイして喰うと、美味いです!
↓こんなのも、お持ち帰りで頼んでみた。
カレーライスコロッケ。
カレーコロッケじゃなくて、カレーライスなのだよ。
↓割ってみたら、こんな感じ。
喰ってみたら・・・?
米が感じられん・・・。
確かに、モチっとはしてる。
でもそれが、ライスなのか?片栗粉なのか・・・?
味わい的にも、イマイチ!
コレで、360円もしたから、二度とは買わんな。
お次は、むつ市から十和田へ向かう通り道にあった「道の駅 よこはま」へ寄ってみる。
この辺の地名は、「横浜町」で、神奈川の有名スポットと同じ字。
とはいえ、向こうは市で、コッチは町だがね。
特に、姉妹都市関係であるとか、そいうことは無いみたい。
ココのウリは、ホタテと菜の花。
菜の花はシーズンじゃないけど、ホタテは食せるから後回しにしてしまったら、まさかの16:00で閉店ガラガラ!
マジっすか!
まあ、飯喰ってきたばかりで、今宵のつまみにホタテフライだけでも買おうかと思ってただけだからエエけど、
閉店早過ぎでしょ。
でも、道の駅って、そんなもんかな?
どこも、閉店は早い気がしたから、うかつだったね。
そんじゃ、売店だけ物色です。
↓初めて見たタイプ。
大抵の青森の煮干しラーメン、インスタントタイプ&カップ麺は買い尽くしたつもりだったけど、
まだまだあるんだね。
新発売かな?
↓有名店タイプも発見。
このお店には、行った事ナイッス。
ただ・・・、オレの好みは有名店じゃなくて、オレがガキの頃から弘前にある、中華そばなんだよね。
煮干し出汁をウリにする事も無く、中華そばと頼めば出てきたヤツでエエのだよ。
当時は、1杯300円程度と激安だったのも思い出深いのだが、イマドキは、煮干しをウリにしてるし、
当時のスッキリ系煮干し出汁じゃなくて、濃くて濁ってるバージョンも多く、お値段もクソ高い。
これも時代の流れなのかなぁ・・・。
そういえば、家系ラーメンも、だいぶ青森に出現してるし。
朝ラーも、最近青森で流行りだしたみたいだが、朝から家系は・・・、ヤバイでしょ。
ホントの家系は、脂ギットギトで、とても朝から喰えたもんじゃないぞ。
青森の家系は、脂少な目なのかね?
まあ、喰う気は無いから、永遠にワカランままだろうけど。
お次は、十和田に来たなら、なぜか寄ってるご当地スーパー「カケモ」へ。
↓つまみにも、美味いヤツ。
八戸煎餅とあるが、南部煎餅も、津軽煎餅も皆似たようなもん。
コレは、カリカリのチーズ煎餅で、美味いのだよ。
↓我が家が愛する、麦芽飴。
水飴なんだけど、コッチはこの麦芽飴が主流。
缶に入って売られてるタイプが多いのだけど、コレは、土産用じゃなくて、ご当地の人が食す用だから、小さ目パックで100円!
ちょうどイイ!
コレを、ミルクせんべいに挟んで喰うのが美味いのだよ。
函館じゃ、津軽煎餅に挟んで喰うがね。
↓大間産のねばりとろろ。
味噌汁に入れるだけで、ご馳走です!
そんじゃ、ホテルにチェックインしまひょ。
十和田で泊まるホテルといえば、毎度お馴染みスーパーホテル十和田です。
メチャンコ安く泊まれるホテルだったのだが、今年は1人3000円とちょっとお高め。
以前は2200円とか、そんなお値段だったのだけど、3000円だったら、来年は違うホテルにしてもエエかもね。
↓お部屋は、鬼狭です。
Wベッドの上に、二段ベッドがある構造ね。
↓宴会スペースは、こんなもん・・・。
その3に続く・・・。