FXから考える住宅ローンの借り方! | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

「住宅ローンをどうするべきか?」
お金に関するブログを書いているので
時々そういった相談も
寄せられるので、
今日は少し面白い考察を書きます。

ズバリFXと住宅ローン。
全く違うものを比較して考えると
すっごく住宅ローンを
理解しやすくなりますよ!


それはどう言うことかといえば
FXはレバレッジをかけますね。

100万円の元金を元に
1,000万円の信用取引をする。
この場合はレバ10倍です。

儲けも10倍になるけど、
損失も10倍です。。

実は過去はレバ100倍
つまり100万円を元手にして
1億円の取引をすることが
できた時代もあったのですが、、、

これはハイリスクすぎると
金融庁の指導により今は
国内は25倍が最大になりました。

まあ簡単にいえば
100倍だと破綻してしまい、
『元金を失う』
人が大勢いたので
「危険すぎるから禁止!」
こうなったのです。

やっていけないから。。




でも、
これを住宅ローンに置き換えると
どうでしょうか?

今の住宅ローンは
フラット35などの登場で
「誰でも大きな額を」借りられる

つまり元金がほぼなくとも
フルローンができ、
大きくレバレッジを

効かせることができる時代です。

1割も頭金を入れず、
5%程度の人も多いはずです。
5%というとレバ24倍。
FXでいえば規制ギリギリです!!

ええ、銀行は貸しますよ。
だって儲かるんだから!

過去の何百万というデータから
あなたが破綻する確率を計算し
その「上限まで」貸します。

多くの日本人はここで
「ローンに通るかどうか」しか
見ないし、関心がない
のですが、

『レバレッジが高いほど
破綻する確率が高い』


この原則を忘れています!

レバ30倍40倍と
FXで危険と言われる水準を超えて
「銀行が貸してくれるから」と
無尽蔵に考えなく借りてしまい
実は危険な状態にあるのを
全く気づいていません。。

ええ、当然すぐに破綻は
やってこないかもしれません。

しかし、
今後お子さんが高校大学に行き
急な支出が生じたり、

親や家族の介護があったり、、

そういった際には
「住宅ローンが重くのしかかり
家庭にお金が残らない」ので
破綻がやって来ます。。

なんせ住宅ローンは
35年とか長期にわたり
見るものですから。
今だけじゃない!




上限まで借りれば借りるほど
破綻しやすくなるのは当然!

米サブプライムローンは
その典型でしたよね。

銀行はこっそりと
借入額を増やすために
上限まで借りるように言うかも。

でもそれは
極限までレバレッジを高めた
怖いFX取引と同じです。

住宅ローンの借入額を
増やしすぎると言うことは
そういうことを意味します!

身の丈にあった家を
適正価格で買うことこそが
何より大事です。

無理して
レバレッジを高めすぎては
いないでしょうか??