【iDeCo・NISA】オルカンは手数料が安くて良い投資か? | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

一見すると
つみたてNISAの手数料は
安く作られているように見えます。

誰しもが知るオルカンは
信託報酬が0.05775%。

しかも購入手数料も0円なので
ランニングの信託報酬のみを
払っていれば良い!

つまりかかる手数料は
0.05775%のみ。

手数料が安いから
儲かるに違いない!
あとは株が上がれば、、

そう考える人はめちゃ多いし、
FPなどもそう推奨しますね。




・・・しかし!

「理論と現実は全く異なる」
いつも言うように
投資ってそんなに甘くない。
楽に儲からない!


どう言うことかといえば
オルカンの手数料は実は
0.05775%じゃないんです。

これは信託報酬という
かかる手数料の一部のみを
切り取って見たら0.05775%。

しかし
「かかる総コスト」を
公表している資料で見ると
実は0.15%。

なぜなら投資信託は
運用にかかる経費だけじゃなく

・販売会社の経費
・監査法人などの事務経費

こういったものも必要。

ゆえに
そういったコストを
全て含むと0.15%。

これが正しい経費。




信託報酬って
鉄道でいう乗車券だけを見るごとく
例えば特急に乗れば
特急料金もかかるのに
それは比較していないのと同じ


トータルで見た
総運賃で比較しないといけないのに
「ワザと隠しているが如く」
皆んな信託報酬しか見ない!
ここは全く違います。
信託報酬は総コストの一翼


めちゃ面白いのですが、
多くがオルカンは信託報酬が安いから
その方がインプルに良いと言うので

海外版つみたてNISAと
1年間弱同時期でオルカンを比べると

・オルカン → 総費用0.15%(公表値)
・海外版  → 総費用約3%

このように差があるので
世間の通説ではオルカンが
絶対増えるの間違いないはず


しかし、
世師(よっしー)の実績では
手数料控除後の手残りで比べると、

・オルカン → +14%
・海外版つみたてNISA → +16%

このように
海外版つみたてNISAの方が
世師(よっしー)の実績では
より利回りが高かったです!



ここで考えられるのは

・オルカン 
利回り14.15% ー 手数料0.15%=手残り14%

・海外版つみたてNISA
利回り19% ー 手数料3%=手残り16%

このように
海外版つみたてNISAの方が
圧倒的に運用が上手で利回りが高いか

あるいは
場合によっては
オルカンはもっと隠された手数料が
あるのではないかと感じます


例えばオルカン投資目録を見ると
「各費用は原則として、募集手数料、
売買委託手数料及び有価証券取引税を
含みません」
こう記載があります。



例えばオルカンは日本円から両替し、
USドルで運用されますよね。

そういった為替手数料など
「表に現れないコストがかなり高い」
と言うこともあるかもと思います。

故に正しくは
利回り14.15% ー 手数料0.15%=手残り14%
ではなくて、

利回り15.15% ー 手数料1.15%=手残り14%
こういったことも
真の意味で正しく総コストがわかれば
あり得るかもしれないと思います


このように
日本と海外を比較することで
見えてくる面もかなりあります!

一つ覚えで
信託報酬ばかり比べるのは
全く意味がない!

今日の比較を見れば
それが十分わかるのでは
ないでしょうか?

総コストが大事だし、
その前に利回りがいくらかが
一番大事なのです。

利回りー総コスト=手残り利益

これが利益の構図。

当たり前だけど
利回りが20%あれば
コストが10%かかったとしても
十分手残りの利益が出る


これが正しい投資の姿。
コストが低ければ良いと言うのは
安かろう悪かろうの世界の話。

能力あるディーラーが
自分の投資信託を
安い手数料で安売りするだろうか??

常識で考えればわかるのに
投資をしたことがないFPばかりの
今の玉石混交状態をよく表している。

簡単な図式じゃないんです。投資は。

「誰を信じるのか?」
ここで全てが決まります。

間違った人の話を聞いて信じ、
道を誤っている人が多すぎると
感じる毎日です。。