是非知って欲しいのですが、
日本株で言えば、
高配当株の筆頭格は海運会社です。
・日本郵船
・商船三井
・川崎汽船
は有名ですし、
鉄鋼株も高配当のものが多く、
日本製鉄はその代表だし、
建設業や不動産業も高配当株として
有名な株です。
しかし、
これらの多くが「景気敏感株」！
景気敏感株とは、
ディフェンシブ銘柄の反対で
「景気の動向如何で
株価が変動しやすい銘柄」
のことを言います。
つまり 景気が上向きになって
商品が売れると、株価が上がり、
短期間での値動きが
大きいことが特徴。
でも逆に、
景気が下がると
短期間で株価が大きく下落する
ということを意味しています。
配当性向が高い企業は、
株主還元を重視している優良企業
と言えば聞こえはいいですが、
実は事業に成長が期待できず、
設備投資を手控えているため、
常時株価が上がらず、
景気のうねりの影響を受けて
株価が乱高下する可能性
がある傾向にあります。
実際に高配当株に投資した人には
以下の声があります。
●商船三井（9104）の配当利回りの高さが、さまざまなメディアで取り上げられていた頃に購入しました。
しかし、翌期以降の見通しが悪いことを知らず、気づいたときにはすでに手遅れ。配当はもらえましたが、それとトントンくらいの損失で売りました。（32歳・男性）
●2021年の失敗は、日本コークス工業（3315）です。超・投資初心者の私は、高配当と右肩上がりの株価に飛びつき、高値掴み。
損切りの知識もないうちに値下がりして、2023年3月期は無配当に。二度とそんなことはしまい、と戒めでまだ持っていますが、今は少しずつ上がっています。（41歳・女性）
●日産自動車（7201）で大失敗！ 以前、1株50円超の高配当につられて大量に持っていたら、ゴーン氏の事件で大暴落＆無配。逃げ切ることができず、今でも50％の含み損を抱えています。
今期は年間配当15円の予想ですが、株価は上がりそうにありません。含み損を配当で挽回するためにも、配当30円は欲しいところ……。（67歳・男性）
～ダイヤモンド・ザイより引用～
ちなみに過去には東京電力も
震災による原発の事故前は
高配当で有名な企業でしたが
今はずっと10年以上無配です！
※東電HPより引用
またJALも株主優待券狙いで
投資をする人が多く
有名な配当銘柄でした。
世師（よっしー）の実の叔母も
JAL株を持っていましたが
..
..
..
経営破たんにより
株は藻屑に消えました。。
この日本を代表する2社がダメになると
日本人の誰が予想できましたか？
配当狙いで投資している人からは
結構こういった失敗を多く聞きます。
そういったことがあるので
世師（よっしー）は配当よりも
複利でお金が増えるのがいいので
株価が上がる方が好きです。
目先の配当や増配などに
注目してばかりいると
長期的に失敗します。
ゆえに配当狙いというのは
本質的に脇の考え方で
王道はやはり株価上昇。
これがiDeCo・NISAの
あるべき姿なのです！
