スタートしたら、最後は
当たり前だけど「売却」しないと
いけません。
しかし、
昔からある投資の格言に
「売りが出来る人は玄人だ」
との言葉があるとおり、
正直、買い(=投資スタート)は
誰でもできるけど、
利益を出して、最後に売るのは、
しかも儲けを最大化するのは、、
めちゃくちゃ難しいので
『売りが出来る人は玄人』と
言われる所以です。
なんせ
相場の底で買い、
山で売るのは絶対無理だけど、
できるだけ山で売れるよう
判断しないといけません。
そこで
「賢く売る」には
どうすればいいでしょうか??
◎え??「◯年に買い付けた分を売却」はできないの?
もしあなたの投資が
「つみたてNISA」の場合は、
意識しないといけないのが
「何年投資分まで売るのか」
という点です。
なぜなら
投資信託の売却は
・全額を売却する
・売却する金額or口数を指定
このどちらかになり
「◯年に買い付けた分を売却」という
『非課税枠の範囲分だけを
売るのはできない』からです。
多くの証券会社は
「先入先出方式」といって
購入が古い商品から順に売る
仕組みになっています。
だから
2020年に購入した分だけを売りたい
という時には、
自分で購入時の明細を確認して
「購入した口数や金額」を
指定する必要があります。
つみたてNISAの仕組みと
証券会社の売却の仕組みは
連動していないので
ここは注意が必要です!
◎株の格言「頭と尻尾はくれてやれ」!
これを理解した上で
いざ売却となると、、
やはり意識したいのは、賢く
「売却も一度に全てしない」
ということです!
誰しも最高値で
売却したいものですが、
20年以上投資をしている
世師(よっしー)は「一度も」
山で売却できたことはないです。。
だから
これは諦めましょう!
世界中、誰もできないので
「山と思われるポイントで
おおよそ当たればいい」
これぐらいの認識でいいです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200201/15/charlietaka-global-yossy/ad/14/j/o0400030014705855119.jpg?caw=800)
『売り買いは腹八分』
『頭と尻尾はくれてやれ』
売りには様々な格言がありますが
どれも共通して
「欲張りすぎるとろくなことがない」
ということを言っています。
何事も腹八分で納得せよと。
だから
山と思われるポイントで
「売却も複数回に分けて」
売ることがポイントです!
つみたてNISAの購入時には
コツコツ一定額ずつ購入することで、
平均購入単価を下げる
「ドルコスト平均法」で
買いましたよね。
今回は『それの逆』で
売却も何度かに分けて売ることで、
「平均売却単価」を高く安定させる
ことができます。
売却のイメージはこちら
↓ ↓
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220818/17/charlietaka-global-yossy/cf/25/p/o0590037115162383143.png?caw=800)
出典:ダイアモンドオンライン
「今がチャンスと思って売ったら、
そのあと大きく値上がりした・・・」
これは投資の世界では
ごく日常的な光景ですので、、
「売りもドルコスト均等法」を
忘れずに活用ください!
追伸
つみたてNISAでは、
他の投資で出た利益と損失を相殺する
「損益通算」ができません。
また、
損益通算で相殺しきれなかった損失を
3年間にわたって繰り越しして
利益と相殺できる
「繰越控除」も利用できません
このように
つみたてNISAは利益損失ともに
損益通算できませんので
売却時はご注意ください。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210317/09/charlietaka-global-yossy/16/b8/j/o1404111614911532869.jpg?caw=800)