【NISA・iDeCo】賢く売却するために注意すべきこと! | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

NISAとiDeCoは
スタートしたら、最後は
当たり前だけど「売却」しないと
いけません。

しかし、
昔からある投資の格言に
「売りが出来る人は玄人だ」
との言葉があるとおり、

正直、買い(=投資スタート)は
誰でもできるけど、


利益を出して、最後に売るのは、
しかも儲けを最大化するのは、、

めちゃくちゃ難しいので
『売りが出来る人は玄人』と
言われる所以です。

なんせ
相場の底で買い、
山で売るのは絶対無理だけど、
できるだけ山で売れるよう

判断しないといけません。

そこで
「賢く売る」には
どうすればいいでしょうか??



◎え??「◯年に買い付けた分を売却」はできないの?

もしあなたの投資が
「つみたてNISA」の場合は、
意識しないといけないのが

「何年投資分まで売るのか」
という点です。

なぜなら
投資信託の売却は

・全額を売却する
・売却する金額or口数を指定

このどちらかになり
「◯年に買い付けた分を売却」という
『非課税枠の範囲分だけを
売るのはできない』からです。

多くの証券会社は
「先入先出方式」といって
購入が古い商品から順に売る
仕組みになっています



だから
2020年に購入した分だけを売りたい
という時には、

自分で購入時の明細を確認して
「購入した口数や金額」を
指定する必要があります。

つみたてNISAの仕組みと
証券会社の売却の仕組みは
連動していないので
ここは注意が必要です!



◎株の格言「頭と尻尾はくれてやれ」!

これを理解した上で
いざ売却となると、、

やはり意識したいのは、賢く
「売却も一度に全てしない」
ということです!

誰しも最高値で
売却したいものですが、
20年以上投資をしている
世師(よっしー)は「一度も」
山で売却できたことはないです。。

だから
これは諦めましょう!

世界中、誰もできないので
「山と思われるポイントで
おおよそ当たればいい」
これぐらいの認識でいいです。




『売り買いは腹八分』
『頭と尻尾はくれてやれ』
売りには様々な格言がありますが

どれも共通して
「欲張りすぎるとろくなことがない」
ということを言っています。
何事も腹八分で納得せよと。

だから
山と思われるポイントで

「売却も複数回に分けて」
売ることがポイント
です!

つみたてNISAの購入時には
コツコツ一定額ずつ購入することで、
平均購入単価を下げる
「ドルコスト平均法」で
買いましたよね。

今回は『それの逆』で
売却も何度かに分けて売ることで、
「平均売却単価」を高く安定
させる
ことができます。

売却のイメージはこちら
 ↓ ↓

出典:ダイアモンドオンライン


「今がチャンスと思って売ったら、
そのあと大きく値上がりした・・・」
これは投資の世界では
ごく日常的な光景ですので、、

「売りもドルコスト均等法」を
忘れずに活用ください!





追伸

つみたてNISAでは、
他の投資で出た利益と損失を相殺する
「損益通算」ができません。

また、
損益通算で相殺しきれなかった損失を
3年間にわたって繰り越しして
利益と相殺できる
「繰越控除」も利用できません

このように
つみたてNISAは利益損失ともに
損益通算できません
ので
売却時はご注意ください。