豪華な宿に泊まるのも多いけど、
実はそれだけではなく、
できるだけ現地に溶け込んで
民泊することも多いです。
つまり
「暮らすようにして滞在する」
なぜかと言うと
将来、この国に移住したら
どうなるのかとリサーチを兼ねて
気に入った国に行くからです。
実際に住んでみたら
・水道の水の匂いは？
→ お風呂好きなので、ここ大事
・食事の味は自分に合う？
・蚊が多すぎない？
→ すぐに噛まれるので(苦笑)
・治安や住民の雰囲気は？
・スーパーの食材は？
などなど、
やっぱりホテルじゃ味わえない
「住んでみること」でプチ移住
を体験するのが目的です。
だから好んで、民泊をしてます。
↑ ↑
実際にバリで泊まった民泊
で、、！
ここからが今日の本題で
インドネシアやメキシコ、フィリピン
そういった途上国に行くと
中心地の建物は新しく、
日本と同じ綺麗なビルが多いけど
地元の人が暮らす、郊外に行くと
昔開発された古い建物ばかり。。
塀のレンガが崩れてたり、
家の壁にヒビが入っていたり。
明らかに数十年以上前に
建てたきり、メンテがないので
ずっとそのまま。
「なんて古い建物ばかり」
「昔開発されそ以来、
手(=お金)を入れて
直してないんだ・・・。」
「海外はそうなんだ」
そう思っていたけど、、
↑ ↑
こんな感じの老朽化した建物多い
ふと待てよ・・・と！！
日本も建物の建築年で言うと
バブル前後が多いです。
マンションなんかでいうと
多くがバブル前後の建設。
実際、世師（よっしー）の住む
マンションもそうだし。。
でも、中を綺麗に
リノベーションしてるから
古さを全然感じさせないけど、
古さで言えば、築30年なんだよね。
建物には寿命があるから
そういう意味で言えば
街全体が老化しているってこと！
再開発や新築(=投資)が活発なら
古い建物が生まれ変わり、
どんどん新築になるので
建物の年齢は若くなるけど、
新築がなければ
当然老化(=建物が古くなる)は
進むしかない。
だからアジアの新興国に行くと
好景気で開発が盛んだった時の
つまり昔の古い建物が多く
それ以降新規投資がなく
建物の年齢が上がり、
街は老化が進むばかり。
インドネシアなんかその典型で
スハルト独裁の時代に
開発が進んで以来、
誰もお金を投下(投資)しないから、
古い建物しかない。
じゃあ、日本はどうかと言えば
大阪なんか梅田とかは
再開発で綺麗なビルばかりだけど
中心部以外はバブル時代の
30～40年前以上の建物ばかり。
住宅街にいけば
まだまだ昭和の長屋が
世師（よっしー）の住む大阪市内も
かなり多くあります。
・・・海外を笑えない。。
日本も一緒！
特に危険なのが
橋やトンネルです。
橋やトンネルは昭和50年代に
作られたものがほとんどなので
築40年以上経っています。
そして、、部分補修はあるものの
基礎部分は当然変えられないので
強度が相当もろくなっています！
つまり
1994年に韓国ソウルで橋が突然
崩壊した事件があったけど、
そうなる可能性が今後あります。
でもね、橋って架け替えとなると、
相当なお金が必要。
しかも
川の水の流れもあるから
水量の少ない冬場しか治せない！
社会インフラの高齢化、
すなわち街の高齢化。
日本は綺麗な街だと
海外からよく言われるので、
日本人は誇りに思っていますが
正直、
道路の舗装がひび割れたり、
縁石が割れて修繕がないまま。
また
建物に地震でひびが入ったが
そのままに放置している。。
そういった光景って
日常茶飯事ですよね。
街の建物が老化するって
つまり新規投資がないってこと。
需要(民需)がないし、
投資する人がいないってこと。
だから
「日本が二流国になってる証」
なんだよね。
残念ながら
海外のことを笑えない事態だと
建物が古くなっていっている
今の日本を見ると、
思わざるを得ないです。
財政課で土木費の予算を
査定していた者としては
明らかに持続可能ではないので
必ず大幅増税する道はしかないと
社会インフラを見ると
断言できます。
なんせ、橋の立て替えは
道路を作る予算と比べると
桁が一ケタ違いますので。。
