前回の続き
3年前に握力が急に低下する難病にかかったケンさん。
ペットボトルすら自分で開けられなくなり、
爪も自分で切れないほど、力がなくなったそう。。。
それゆえ
年収900万円のエリートサラリーマンだったケンさんも
会社を辞めざるを得なくなり、
「こんな状態では
一緒にいる妻や子供に迷惑がかかるから」と離婚を決意し、
吉祥寺の自宅も手放し、地元に帰省し。
今は懸命にリハビリをしていたが、
この電気椅子の存在を知り、試しているそう。
握力が低下する難病になったことにより、
自分の家族のみならず、お金も、名誉もなくして
生まれ故郷に帰らざるを得なくなったケンさん。
本当に生きる希望を失い、
「毎日生きるのが嫌だった」と
世志(よっしー)の目の前で言っていた。。。
朝起きると、
「ああー、今日もまだ生きてるんだ・・・。」
「どうやったら死ねるのかな。。。」って考えてたそう。
なぜなら
一人で靴下も履けないし、
ペットボトルの水すらも自分で飲めない状態。
なのに、
国からの給付金、わずか10万円程度で
自分で生活するしかないそうだ。
病気になったせいで
妻や子供などの家族を無くし、
900万円の年収も、吉祥寺の持ち家も無くしたそう。
そう語ってくれたケンさん。
今では健康器具のおかげで元気になりつつあるそうで
何とか10月にある、娘の結婚式に出席したいと
生きる意欲を取り戻しているそうだが、、、
「きちんと資産を作っていればな・・・」
そうボソっと一言語ったことを
2席隣に座っていた世志(よっしー)は
聞き漏らさなかった!!
~次回につづく~