システム上最も重要な銀行番付というものがある!
実は世志(よっしー)も初めて知ったのだが、
米金融安定理事会(FSB)が毎年行っており、
銀行30行の「世界経済に及ぼす影響度」を測定したもので、
順位があがればあがるほど、
万が一破綻した場合のリスクが大きいことを示す。
昨年まで首位だったHSBCだが、、、
残念ながら今年は
シティグループがHSBCに代わり、
JPモルガンとともにトップの座を獲得した。
まあ、
トップになればなるほど
自己資本比率の上乗せを求められるので、
そういう意味ではランクダウンはいいことかもね。。。
最近HSBCは特にリストラが激しく、
世界中で人員削減や規模縮小を図っているので、
早く経営を立て直して
再び活躍してほしいものだ!
ちなみに
米金融安定理事会(FSB)によれば、
システム上重要な番付は
以下のとおり。
◯横綱
シティグループ、JPモルガン
◯大関
HSBC、バンク・オブ・アメリカ、BNPパリバ銀行、ドイツ銀行
◯関脇
ウェルズ・ファーゴ、クレディ・スイス、ゴールドマン・サックス、
バークレイズ、三菱UFJ、中国工商銀行
◯小結
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)、サンタンデール、ソシエテ・ジェネラル、スタンダード・チャータード、UBS、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、中国銀行、中国農業銀行、中国建設銀行
→ http://www.fsb.org/wp-content/uploads/2016-list-of-global-systemically-important-banks-G-SIBs.pdf
本来は潰れたら大変な影響が出るので
自己資本比率を上積みさせる目的で始めたランキングだろうが、
規模が一目でわかるからとってもわかりやすい!
こんなランキングあるんだね。