鳥取城のゆるキャラ「かつ江さん」騒動を考える!3 | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

前回の続き


◎批判があるのって駄目なことだろうか?

「100%批判のない状態」

これを歴史は
専制主義、独裁政治と呼んできた。

100%批判のない状態を目指すと
どうしてもそういう状態になってしまう。

批判されることを過度に怖れ、
世間の顔色を過度に伺って
100%の大衆迎合を狙って運営する

「過剰に反応する体質」の行政で
本当にいいのだろうか?




それと同時に

気に入らないとすぐにクレームをつける住民も
このような姿でいいのだろうか?


このような匿名性の攻撃を助長すると
特徴のない無難な情報発信ばかりになってしまう。

気に喰わないとすぐに人を攻撃する「現代の病」を
助長するばかりだ。





「出る杭は打たれる」

この日本社会の特徴は
世の中の閉塞感が増すにつれて
ますます助長されて来た気がする。

このままでいいのか?



◎批判されてもトップが志あると!

参考までに
同じゆるキャラでも
「かつ江さん」と全く別の運命をたどった物もある。

それはなんと

 ..
 ..
 ..

あの「せんとくん」だ!




ゆるキャラブームの火付け役と言っていい程の存在で
今や誰もが知らぬ人がいない程の存在である
奈良県の「せんとくん」。

実はこの「せんとくん」ですら
最初はキモいと言われ続けたのを
あなたは知っているだろうか??


最初は奈良県の仏教界からも
「仏様を侮辱している」と批判が挙ったり

キャラクターの白紙撤回を求める
街頭署名運動が市民団体により起こったりもした。

これだけの事実をみてみると
相当の批判があったのがわかるだろう。


し・か・し!!

奈良県知事は撤回はしなかった!

腹を据えて
批判に堂々と意見を述べて
立ち向かった!!

そして
マスコミに騒がれるにつれて
キャラクターの認知度も高まり

最終的に
今のように日本中から愛されるキャラになったのだ。





結局
「かつ江さん」と「せんとくん」

この好対照な2つのキャラを分けたのは
責任者の覚悟の差ではないだろうか?


人がすることなのだから
多かれ少なかれ誰かからは批判があるのは当然だ。

「要は自分がすることに対して
どれだけ信念を持って行っているのか?」


この志の差が違いを生むのであって

信念があるかどうかが
重要なのだ。

あなたは今
それを問われているのだ。。。