8月20日のことだ。
「シティ国内個人業務売却」
という記事が日経新聞の1面を飾った。
「米シティグループが日本国内の個人向け銀行業務を売却する方針を固めたことが19日、明らかになった。すでに3メガバンクなど邦銀9行程度に営業譲渡を打診した。低金利が続く日本では個人向け業務の収益を確保するのが難しいため、撤退を視野に入れている。」
日経新聞 2014.8.20版
→http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC19H0F_Z10C14A8MM8000/
シティバンクのネットバンキングは
海外送金をネットで完結できたり、
英文のeStatementが送られて来たりと
海外投資をする上では
非常に便利な銀行だった。
シティバンクは
世界中に支店網があるので、
海外送金する上で
国外の銀行への着金力が優れているから
送金する上で安心感があったのに・・・。
ついにシティバンクからも
日本は見放されてしまったのか。。。
◎銀行も農業も同じ!?
日本に眠る個人金融資産1,600兆円をめざし
日本に進出して来た外資系金融機関は
2012年にHSBCが撤退し、
スタンダードチャータードも口座開設受付停止。
日本政府は
富裕層向けビジネスを
日本の銀行以外は閉め出しするつもりか・・・?
アジアの国に行けば
シティバンクがあり、HSBCがある。
そういった光景が見られるのが
よくあるのだが、
日本はそのどちらにも
見捨てられてしまった。。。
これは
「邦銀同士競争がない馴れ合い状態」
となっていることを意味し、
つまりは
国内は競争が生まれず
サービスが低下する。
こういった未来が容易に予想出来る。
競争が生まれないと
日本の農業のように
「保護主義によりコストが高止まりし、
結局は国民が高いツケを払う」
こういった風になってしまう。
一体日本の銀行はどこに往くのか?
もはや邦銀の口座しか持たないということは
リスクだと断言出来る状態になったと言えよう!
※なぜか記事をアップするのを忘れていました。
公開がいつもの11時15分より遅くなり
申し訳ありません。