これがモンスター公務員の実態だ その2 | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

前回の続き



◎事例2

これは同じ課のあるオジサンの話。
普通にパソコンが必要なので買いたいと
予算要求の時に言っても、

「現在あるパソコンを使い続ければいい」
と軽く財政課に一蹴されるのが常だ。

そこで、
オジサンは考えた!

講習会に行く事業があるので、
「庁舎外に出る時に
持ち歩きできるPCが必要」

という名目にして、

リース会社から
リースするという予算を組んで

実際には
リース会社から新品を買えばいい!

リース会社は
PCを買ってくれるので、
不満はないだろう。

これで全てつじつまが合うので、
問題なし!!

って・・・
おいおいそこまでするか?


そもそも、
お前がしていることって、

嘘の予算を組むということは
「行政の監視機関」である
議会を欺く行為だし、

お前の使う予算って
市民の税金から出ているんだぞ!

それを自分の都合で
好き勝手に使っていいのか?

きちんと必要なら
「正々堂々」と財政課に
その必要性を説明して、
認めさせればいい!!



◎おかしいだろっ!

それに、
世志(よっしー)が
一番問題だと思うのが、

自分がやっている行為が、
「住民の為になっているかどうか」
という視点が全く抜け落ちている
ということ。

「お前のやっていることは
自分の家族に胸を張って説明できるのか?」

「家族に堂々と言えないような
恥ずかしい仕事をするために
お前は役人になったのか?」

「どうなのだ?
に手をあてて考えてみろ!」

こう言ってやりたい!


参考:『異端公務員☆倶楽部』 鉄の掟9箇条より

一.自分の仕事は『家族に「〇〇した」と堂々と説明できるか』意識すべし!
「◎◎議員が言うから」とか「議会対策のため」などという恥ずかしい理由のために、仕事をしてはならない。自分の判断基準を、「家族に言っても恥ずかしくないか」におき、それに反する仕事は絶対に行ってはならない。



◎そして、モンスターと対決!

そこで、
世志(よっしー)は
「このやり方はおかしい」と思ったので、


参考:『異端公務員☆倶楽部』 鉄の掟9箇条より

一.上司たりとも、おかしな仕事っぷりは堂々と批判すべし!
たとえ同僚や上司であっても、「住民のため」にならない仕事をしていたら、堂々と批判すべし。見過ごすことは、それを容認したのと同じである。



オジサンに
「このやり方っておかしいでしょ!」
って指摘した!

すると・・・

「必要な予算は嘘をついてでも、
何としても確保しないといけない。」

「財政課に何がわかるのだ!」

と相手にされなかった。。。


「おいおい、
お前のやり方のほうが
世間では理解されず
誰にも相手にされないよ!」


そう思わざるを得なかった。。。


このように予算要求時は
縦割りのセクショナリズムが
まざまざと見せつけられて、

「どひゃ~、
まだこういった時代錯誤の考え方するの?
そんなヤツは早く辞めてほしい。」

「こいつの視点には
住民目線って皆目ないな・・・。」

などと思う毎日である。
本当に幻滅する。


だから、
旧態依然とした
縦割りを見せつけられると、

「は~、
世志(よっしー)は
なぜケンチョーで働いているんだろう・・・。」

「もうこんな同僚ばかり嫌だ。」

「辞めたくなってくる・・・。」

「日本の行政は腐ったまま再生しないのかな?」

って
寂しく思い、
ケンチョーに嫌気がさしてくるのである。。。




『異端公務員☆倶楽部』とは?