役人の汚い一面 | 『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 〜本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!〜

公務員でありながらタックスヘイブン香港に投資する、世志(よっしー)が、単にお金を稼ぎたいとか、欲のためではなく、「愛する家族の幸せのために」投資する仲間と共に、海外投資を学び、2018年にハワイ発の豪華客船クルーズに乗船することを目指す

前回の続き


縦割り意識が一番強く現れる瞬間は
おそらく予算要求のときだろう。

先日もこんなことがあった。


ケンチョーでは
次年度予算の要求時は、

既存事業は
事業群ごとに「シーリング」がある!


どういうことかというと、

A事業 予算額300万円
B事業 予算額150万円
C事業 予算額250万円
D事業 予算額300万円
合計   1,000万円

今年の課の予算総額が
上記のとおりだったとしよう。

そして、
予算に対し、
10%のシーリングだったとすると、、、


来年度予算は
1,000万円×(100%-10%)
=900万円の予算額の枠内で
財政課に予算要求しないといけない

という仕組みになっている。

ただし、
A~D事業の
どこから100万円を削るか
自分たちの自由だ。


◎ここまでする汚い役人の一面

しかし、
本当の問題は、ここから!

ほとんどの役人にとって

「予算が減ることは
給料が減ることと同じぐらいの死活問題」

と言っても過言ではない!


世志(よっしー)には
理解できない考え方だが、

「予算が減る=自分の仕事は不必要と見なされた」
と思っている節があるのか

まるで、
自分の存在意義を否定されたがごとく
感じるのだろう。


そのため、予算確保のためには
うそ、見積書の偽造など、
何食わぬ顔でするし、

どんな手段を使ってでも、
財政課から予算を守ろうとする。

そこには
住民の利益などは微塵も存在せず、

役人のエゴ丸出しの
「醜い予算奪い合い合戦」
始まるのである!

『異端公務員☆倶楽部』の逆襲 ~本当に役に立つ役人は「異端児」呼ばわりされる!~



◎先にお断り・・・

予め断っておくが、
いつも世志(よっしー)が書いている
この日記は全て実際に起こったことであり、

全て世志(よっしー)が
ケンチョーで体験したことである。

そして、
これから述べることも
同じく全て実際にあったことである。


これから述べることには
生々しく汚い役人の一面が
垣間見える。

しかし、
実際の現場では
それが真実の姿であるので、
あえてそれに言及するし、

『異端公務員☆倶楽部』の会員は

・自分の姿や姿勢は同じようになっていないか
・自分の課ではどのような考えの人が多いか
・もし自分の課がヒドい予算要求をしているなら
 どうすればそれを変えることができるのか?

自分に置き換えて
これからの日記を読んでほしい。




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