Fashion Photo Meets Cinema(4) | Woke Up In the Beautiful World

Woke Up In the Beautiful World

女優・モデル・音楽…美しいものは世界を救う!!
主に海外モデルを中心に紹介します。


いやー、しつこい!この特集のしつこいこと!

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1954年のエヴァ・ガードナー主演『裸足の伯爵夫人』のそれを再現したのはピーター・リンドバーグとリンダ。
1990年10月、US Vogueでのエヴァ特集の為でした。リンダはエヴァ・ガードナーとか大味女優が似合うね。
でもエヴァってやっぱりインパク大のお顔で、今改めて見るとびっくりする。

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ヒッチコックによるサイコサスペンスの名作、『鳥』。
ハンネ・ギャビーちゃんは『鳥』が大好きだそうです(無駄な小ネタ)。

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2011ssのBottega Venetaでアレックス・プレガーはカロリナをモデルに『鳥』のイメージを使いました。
当時この広告すごくいいなーと思ったんですが(ラブリー・カロリナだったし)、今見ても好きだな。調べてみたらアレックス・プレガーというフォトグラファーだったことを知り、彼女の他の作品を見てみたら『鳥』的なイメージをよく使ってるみたいでした。
DETAILS、i-D、TANKなどの雑誌で活動しているそうで、70年代の香りがするなかなか面白い写真を撮る人!要チェックです!
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2002年にはLouis Vuittonもトリビュートしてました。

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そしてまたまたリンドバーグ登場。
2005年9月号の伊Vogueでサーシャ・ピヴォヴァロヴァをモデルに『鳥』を撮り下ろしましたとさ!

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電話ボックスのシーンもきっちりです。
サーシャのビビり演技もきっちりです。

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リンドバーグは映画ネタが多いというか、誰が見てもわかるというメジャー感がいいんでしょうね。


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バイオレンスな三人のストリッパーがばったっばったと暴力を振るう1965年のカルト映画『・ファスター・プシィキャット!キル!キル』(なんつータイトル)。一番右のトゥラ・サターラさんは北海道生まれだそうです。

Woke Up In the Beautiful World-vogue paris jun dec 2011
そんな女性讃歌(ある意味)映画をファッションに持ち込んだのはテリー・リチャードソン。
2010年12月/1月合併号でのフランス版Vogueにて、モデルはクリスタル・レンとエニコ・ミハリク、アビー・リーでした。クリスタルのキャスティングがぴったり!

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理不尽な理由で男どもをノシてお金を巻き上げていくお話だそうです。

Woke Up In the Beautiful World-faster pussycat kill kill
こちらは映画の方。


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67年のダスティン・ホフマン主演『卒業』をリメイクしたのは

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2009年3月号のハーパース・バザーにて、20代のエドと40代のヘレナ・クリステンセンでした。
撮影はまたまたテリー・リチャードソン。

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1962年の映画『ロリータ』
スタンリー・キューブリックが映画化して有名になりましたが、リアルロリータのポランスキーが撮っても面白かったかもね。面白いどころか引くくらいの代物になりそう…。
これもモチーフとして散々色んなところで使われてます。
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またまたご登場のエレン・ヴォン・アンワースは1992年4月号の伊Vogueにてケイト・モスをロリータに変身させました。

Woke Up In the Beautiful World-1962
ハーイ、こんな感じ。エレンさんが撮るからなのかケイトがモデルだからか、ロリータとしての危うい魅力みたいなのがいい意味で出ていなくてポップで可愛く仕上げた感じ。
でもケイトがロリータってどうなんだろ…トリッシュ・ゴフとかの方が合ってない?

というわけで、おしまい!