Jacquetta Wheeler
ジャケッタ・ウィーラー
1981年10月16日生まれ イギリス出身
180cm
起業家の父親とフォトグラファーの母親のもと、3姉妹の長女として幼い頃から裕福な家庭で育ったジャケッタ。
モデルへのきっかけは15歳のときにウィーラー家のモロッコの別荘で開かれたパーティーでイタリアのデザイナー、ステファン・ジャンソンのお眼鏡に敵ったこと。そこで可愛いだけではない特別なものを感じたステファンに、ミラノへ来て自分のショーに出てほしいとまで言われたジャケッタ。
ジャケッタは学校を数日休み、一度限りの遊び程度にこの仕事を引き受けたのでした。
その翌1998年、髪を染めに美容院に向かっていた所を、たまたま道に居合わせたマリオ・テスティーノが発見。
彼女に目を奪われたマリオはストーキングを断行。
『君モデル?』と声を掛けてスカウト。
その後テスティーノのスタジオで撮影を行い、フランス版Vogueによる10ページにも及ぶ特集で、17歳にして破格の待遇から幕をあげたモデルデビューでした。
翌年に同氏撮影の写真を携えGucciと契約し、広告塔へ。
一連の出来事で必然的に注目されたジャケッタ。フェイスマガジンでは2000年注目のモデルとして取り上げられ、10月には早くもスティーブン・マイゼルの被写体で有望モデルの登竜門・イタリア版Vogueの表紙を飾ります。
続く2000年もGucciとの契約を手に入れ、CalvenKleinの広告にも登場。
ちなみに、その頃名門私立学校キングズ・スクールに通っていた(カンタベリーにある女子寮に入っていたそうです。)ジャケッタは、撮影の度に何日か休みを取って仕事をしていたそうで、仕事と学業の両立に追われていたんだとか。しかし、最終的にはAで卒業したらしい!凄い!
01ssではPradaのオープン、AlexanderMcQeenのラストを任されるとともに26のショーに登場。
2001年にはGivenchyの顔に起用され、YvesSaintLaurentのコスメの広告塔に。Chanelの広告にも登場。
この年に髪をボーイッシュにカット、ブロンドにチェンジした事で更なるブレイクを遂げることになりました。ヘアカット効果で02ssでは50近く、02fallに至っては60超えのランウェイを歩き、その後も順調にトップモデルストリートを歩いております。
ここ何年かはランウェイを絞っていますが、05fall~08ssにかけて毎シーズンOscar de la Rentaのラストやオープンを歩いています。
本格的ブレイクするまでのそこそこの活躍ぶりからのヘアカット効果とかも似ているし、何だかアンニャのようなモデルさんですね。アンニャがジャケッタのよう、の方が正しいけど。アンニャの方がアイコン的で力強く、女性らしさを持っていますが、ジャケッタの魅力はウェイフ系でボーイッシュでありながらも60'sの雰囲気も出せる所なのかな。
実際よくツィギーにインスパイアされたショットを撮っていて、すごくハマってる!
何かのパーティーでジャケッタとアンニャのツーショット写真を見たときは無駄に興奮してしまいました。
最初はステラ・テントの後釜くらいにしか思っていなかったけど、60'sな彼女にヤラれました。
私のジャケッタの印象はとにかく小顔で枝みたいなスタイル、誰だっけHarper'sの七光り娘(名前忘れた)に似てるんだけど、もっと端正にしたお顔。ステラ・テナントと同じく、駆け出しの頃はお金持ちである実家の話はあまりしたがらなかったとか。
テスティノの(元?)アシスタントのフォトグラファーと付き合ってるんですよね。
もう付き合ってながいから結婚しちゃえばいいのに、とつねづね思っております。
そして彼女のヘアカットを手がけているのはリンダ様も手がけてるスタイリストで、(名前忘れたけど)この方本当に最高のヘアスタイリストなんですよね!
リディア・ハーストだ!