多磨霊園(38) ジョージ川口
ジョージ 川口(ジョージ かわぐち)
1927年6月15日 - 2003年11月1日
ドラム奏者。 本名:川口 譲治(かわぐち じょうじ)
「ジャズドラムスの神様」と呼ばれた
サックス奏者・川口養之助の次男として、京都府京都市に生まれる
6歳の時、単身赴任していた父に招かれ、一家で満洲の大連に渡った
満洲で見た音楽映画『聖林ホテル』におけるジーン・クルーパのドラムプレイに魅了され、ドラマーを志す
旧制大連市立実業学校工科、満洲飛行学校を経て、陸軍航空士官学校に学び、終戦時は陸軍少年飛行兵として訓練を受けていた
復員後、父のバンドに参加したのち、1947年に引き揚げ
同年三木鶏郎バンドに参加。米軍クラブなどで演奏活動を始め、1949年、東松二郎とアズマニアンやレイモンド・コンデとゲイ・セプテットに参加し、若手ドラマーとして注目されるようになる
1953年に松本英彦、中村八大、小野満とともにジャズコンボ「ビッグ・フォア」を結成
ジャズブームの火付け役となり、大衆的人気を獲得した
のちに越路吹雪のバンド「ロイヤルポップスオーケストラ」や、自身のリーダーバンド「ジョージ川口&スーパーバンド」のドラマーとしても活動した
2003年11月1日、脳出血のため亡くなった。満76歳没