第41話 勾玉がつなぐ運命の絆
コウスケは電車に乗っている。
山の町には、龍の像がある。そこから少し離れた所の、少し高い所で、ペットボトルの水を花にかけている人がいる。彼は花に水をかけ終え、ペットボトルを置き、歩いて行った。
コウスケは駅に着いた。ここは山である。コウスケは歩いている。風が吹いている。
龍の像の近くでも風が吹いている。ペットボトルが転がった。ペットボトルは龍の手の上に乗った。
コウスケは森を歩いている。向こうには雲が出ている。コウスケがいる所が晴れている。
龍の像がある所は雨が降っている。ペットボトルには雨が溜まっている。
コウスケは森を抜けた。向こうの空も晴れてきた。コウスケはさらに歩く。やがてコウスケは龍の像の所に来た。龍の手にはペットボトルがあり、そのペットボトルには水が入っている。
「そうか。龍があらわれたら地面が濡れる理由がわかった。龍は空から地上へ水を落としてたのか。何が目的でそれをするんかはわからんけど。でも、全ての龍が地面を濡らすわけではないってのも謎。地面を濡らさない龍もいっぱいいる。地面を濡らしてる龍は、何が目的で地面を濡らしてるんやろ。」
コウスケは龍の像の場所を去って行く。やがてその近くには、花に水をかけていた人が来た。
「あれ?花にあげるための水を入れてたペットボトルがなくなってる。」
下を見ると龍の手にペットボトルがあった。
「あった。」
彼はペットボトルを回収した。今龍の手にはペットボトルがない。
「水使ったはずやのに、ペットボトルに水が残ってる。」
その頃、コウスケは町を歩いていた。ものを売っている店がある。中に入ると聖なる剣(つるぎ)と書かれたネームプレートがあった。そこには金の剣があった。金の剣、聖なる剣は、たくさん売られている。
「これが、1万年前から伝わる、力を宿す事ができる剣。」
コウスケはそれを1つ買った。この店にはお祈りの文が載った本も売られている。
「1万年前から伝わる場所とは別の場所といえ、ここも天空都市。」
さらに歩いて行くと、さらに高い所に向かう。そこは森になっている。
「向こうの森には剣に力を宿せる場所はあるかな。」
森の入り口に着くと、さらに高い所へと続いている。森に入ったばかりの所では、まだ町が見えている。歩けばほぼ自然である。しかし、高い所まで登って来ると、町が見える場所がある。そこから町を見ると、龍の像が見える。
「さっきの龍。」
コウスケは今、龍がいる場所よりも高い所にいる。登山の道に戻ると、町は見えなくなる。さらに高い所に向かって歩く。高い所まで登って来ると、祠があった。コウスケは聖なる剣を持っている。
「ここには力があるかな。剣に力を宿せるかな。あと2ヶ所。あと2ヶ所の、剣に力を宿せる場所は、どこにあるかな。」
山を降り、旅館へ歩いて来た。中に入ると、宿泊の受付である。
部屋の扉を開くと、部屋が広がっている。中に入ると神様が祀られている。そこには、店に売っていた、お祈りの文が載った本が置かれている。そこから90°回転し、少し移動した所では、壁に龍の絵が描かれている。部屋を出て館内を歩くと、長い廊下がある。歩いて行くと、長い階段がある。階段の左右からは屋外の風景が見える。階段を登ると、広い部屋があり、そこには神様が祀られていた。花も供えられていて、食べ物も供えられている。後ろから誰かが来た。彼も宿泊客であり、お祈りに来たのである。彼は、お祈りの文が載った本を持っている。
旅館には図書室がある。狭いがそれなりに多くの本がある。コウスケは1冊の本を開いた。もくじには、神様の祭りと書かれた項目がある。そのページを開くと、神様の祭りと書かれていた。本文には、「勾玉には新たな力が宿った。」と書かれている。「朝から人々が集まっている。」と書かれている。
コウスケはこの旅館で1泊した。朝、山の方では人々が集まっている。そこでは神様が祀られている。人々は祈祷がはじまるのを待っている。
コウスケは旅館を出て山の方へ向かって歩く。やがて人々が集まっているのが見えてきた。
「今日こそはここで剣に力を注げるはず。」
神様を祀っている所の近くまで来た。代表者は道具を使って音を出している。集まっている人々は本を開いて立っている。代表者はお祈りの文を読みはじめた。コウスケは後ろの方で立っている。まわりを見れば、本を持っていない人もたくさんいる。本を持っている人たちが持っている本を見ると、それは、昨日の店に売っていた、お祈りの文が載った本である。祭壇には食べ物が供えられている。そこに、新たに食べ物を供えている人たちがいる。お祈りは続く。後ろの方になると、唱える文は終わった。
供えられている食べ物が配られている。人それぞれ食べ物を受け取っている。コウスケはサツマイモを受け取った。他の人は、他の食べ物を受け取っている人もいる。
コウスケは帰った。