経済が縮小している
新型コロナウイルスの影響で、日本の貿易が縮小している。財務省が発表した2月の貿易統計で、中国からの輸入が前年同月のほぼ半分になっていることが判明した。中国国内の生産停止に伴い日本企業のモノの調達に大きな悪影響が出ている。米中貿易戦争による影響で、日本の輸出入はもともと前年割れが続いてきた。2月で輸出は15カ月連続、輸入は10カ月連続のマイナスとなった。そこに新型コロナの感染拡大が追い打ちをかけ、貿易の縮小が加速した。
新型ウイルスが追い打ちをかけた
新型コロナウイルスが企業の業績に悪影響を及ぼしている上場企業の純利益の下方修正額は13日時点で1400億円、売上高は同5千億円を超えた。特に、外食やレジャーなど訪日外国人の激減や外出自粛が打撃
株価低迷で上場メリットがない
新型コロナウイルスの世界的感染拡大や、原油価格急落など市況の悪化を勘案し、上場手続の延期を決定した企業が今年に入って早くも9社となった。株価下落状況下では、新規上場のメリットがないと判断した模様。
公務員の人材流出が増加している。転職サイトへの公務員登録数は最高水準で、国家公務員の離職者は3年連続で増加している。特に外資系やIT企業に転じる20代が目立つ。中央省庁では国会対応に伴う長時間労働が若手に働く意欲が減退している。
売り手市場が終わったかも
政府は、新型コロナウイルスによる影響での学生の内定取り消しを防ぐため、経済界に最大限の経営努力を要請した。就職活動中の学生に対して、エントリーシートの提出期限の延長やインターネット活用の説明会・選考実施などを求めた。感染拡大防止で、企業説明会が相次いで中止がとなっていることが背景にある。
大幅昇給は望んでいない
連合は、2020年春季労使交渉の回答集計結果を発表した。定期昇給と基本給の底上げ部分を合わせた賃上げ率は平均1.91%で、第1回集計時点で13年交渉以来7年ぶりに2%を割った。景気の不透明感から大手でもベア見送りなど慎重な回答が相次いだためだ。
給与が下がった
厚生労働省の毎月勤労統計調査では、令和元年平均の月間給与総額は32.3万円で、前年比0.3%減だった。平成26年から続いていたプラス推移が止まった。物価の変動を加味している実質賃金指数は99.9で0.9ポイント減少した。雇用形態別の所定内給与は、フルタイムが0.6%増の31.4万円、パートタイムが時間当たり給与が2.7%増の1167円で揃って改善しているが、物価上昇に追い付いていない。
それでも、賃上げ額には満足している
金属労協の髙倉明議長は、多くの単組が前年並みの賃上げ回答を獲得できたとした。回答額平均は1097円で前年の最終集計を255円下回ったが、7年連続の賃上げとなった。
投資家は、従業員待遇に注目しているのに
英紙フィナンシャル・タイムズのニューズレター「モラル・マネー」によると、新型コロナウイルス感染の拡大により、ESGの3要素のなかで「環境」にかわり「社会」が高い関心を集めるようになった。投資家の間で、企業の従業員待遇に注目する傾向が強まっている。
仕事に飽きた夢太郎