「エゴの声」とは何か
エックハルト・トール著『ニュー・アース』は、
「
この本では、個人の内面だけでなく、
読者は読むことで、自分自身のエゴの働きに気づき、
一般的に言う「エゴ」
私たちが日常で「エゴが強い」と言うとき、
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自分勝手でわがまま
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自己中心的で他人の気持ちを考えない
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自分の欲望や見栄を優先する
-
つまり、「自分を優先して振る舞う性格や態度」
のことを指すことが多いです。
「ニュー・アース」で言う「エゴ」
トールが言う「エゴ」は、もっと深い心理構造のことを指します:
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自分の「思考や感情」に同一化して作られた自己像
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他者や世界との比較の中で作られる「私はこうであるべき」
という心のパターン -
安全や承認を求め、恐れや怒り、嫉妬などの感情を生み出す原因
ここで重要なのは、「
つまり、
トールの言う「エゴ」は、脳(思考)が勝手に作り出す「自己像」のことです。
「私はこうでなければ」「あの人が悪い」「もっと成功しないと」
といった、過去や未来に縛られた思考の流れ。
脳が自動的に生成している「自己物語」なんですね。
この思考(エゴの声)は、リベット実験にも通じるように、
本人が意識する前に脳が行動を決めているという現象と似ています
つまり、「自分が考えている」と思っているけれど、実際は思考が勝手に生じている。
それが「エゴの声」と呼ばれるものです。
「気づくこと」が意識化であり、統合である
トールが一番伝えたかったのはここです。
「思考を止めなさい」ではなく、
「思考が起こっていることに気づきなさい。」
思考そのものを否定するのではなく、
「今、私は不安を感じている」「今、
と気づいた瞬間に、“気づいている側”の意識が目覚めるのです。
その「気づいている私」こそが、エゴを超えた本来の意識
この状態が「統合」です。
思考と闘うのではなく、それを包み込む。
エゴの声も自分の一部として、静かに観察する。
トールが言う「気づくこと」の本質
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思考・感情に同一化しない
「自分は怒っている」と思っても、「怒りそのものが私ではない」
と距離を置くことができる -
現在の瞬間に根ざす
過去や未来の思考にとらわれず、今ここで生きる意識をもつこと
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静寂や平和にアクセスする入り口
この「気づき」によって、
エゴのパターンや無意識の反応に振り回されず、 心の平穏や自由を体験できる。
簡単に言うと、トールの「気づくこと」
単なる観察が「頭で見る」ことなら、気づきは「
そのものを変える行為でもあるんです。
私はこの本を読み、瞑想を実践することにより、「自分の中のエゴに気づき観察」してきました。
心のは深く、複雑に絡み合っています。
丁寧に自分を観察して、反応しない心を身に着けたことにより、心の静寂を手に入れることができました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。




