猫(名前はチビ、いつもちっちゃんと呼んでいました)
静かに息を引き取りました。
直後、私は叫んでいました。
「置いて行かないで。まだ一緒にいて。」
人工呼吸をしたり、心臓マッサージをしたり。
その最中、もう一人の私が
「いかせてあげようよ」と静かに囁きました。
その声を聞いた瞬間、私は手を止め、
ただ、ちっちゃんを見つめました。
頭の中は真っ白で、体が震え出しました。
でも、「呼吸」に意識を向けていると、
震えは次第におさまり、心の奥から言葉があふれてきました。
ありがとう。
生まれてきてくれて、ありがとう。
ママのそばにいてくれて、ありがとう。
もっと一緒にいたかった。
でも、無理しなくていいよ。
ありがとう、ありがとう。
何度も、何度も、そうつぶやいていました。

夜が明けて朝になるころ、
冷たく硬直した体には、もう魂はいない。
でも、その魂は確かにこの家にいる・・・そう感じました。
9ヶ月前の検診では異常がなく、
チョロ君が心臓病と診断された事で
心配になって「ちっちゃんは大丈夫?」と先生に聞いたこともありました。
「大丈夫ですよ」と言われて安心したのを覚えています。
旅立つその日も、
ごはんもおやつも食べ、
少し遊び、
私の横で寝る準備を始めていました。
大好きな耳のマッサージをしてもらいながら、
その直後でした。
体が急に反ったかと思うと力を失い、
そのままあっという間に——。
今は悲しみというより、静かな感謝に包まれています。
苦しむこともなく、
まるで「もう大丈夫だよ」と伝えるように、
穏やかに旅立っていきました。
朝を迎えた今、孤独を感じます。
でも、その静けさの中に、確かにちっちゃんのぬくもりが残っています。
これからも、姿は見えなくても、
この家の空気の中に、
そして私とチョロ君の心の中に、
ちっちゃんは生き続けています。
今の家に引っ越して1年6ヶ月、まるで全ての事情を知っているかのようなペットたちでした。
環境が変わってもストレスを感じることなく、
「壁で爪研ぎしないでね」と声をかけて爪研ぎを差し出すと、
ちゃんと理解してくれて、一度も壁に手をかけたことがありませんでした。
この家で、みんな本当に穏やかに、楽しそうに過ごしてくれました。
ママの穏やかさが、ペットたちに伝わっていたのでしょうね。
生後の2ヶ月ほどの瀕死の状態で保護した野良猫、ちっちゃん
あれから12年
そして今、一人残されたチョロ君。ママがしっかり守り抜きます。
ほんとはチョロ君に守られているママ。

旅立った ちっちゃん
1年前に虹の橋を渡ったルナちゃん、
そしてこれまで共に過ごしたたくさんのペットたちが、
これからは見えない世界から、チョロ君とママをやさしく包み、
見守ってくれることでしょう。
たくさんのペットたちへ感謝込めて「ありがとう」永遠に繋がっています。
