東日本大震災から早くも7年経とうとしています。
当時は家にいてプラモデルを作っていたのですが、使っていたガラケーは隣の部屋に置いてあり、ミニコンポで音楽を聞いていたので、緊急地震速報の警報音は聞こえず。
3分ぐらい揺られている途中で停電になり、TVが見られなかったので、沿岸の大津波の様子は停電が解消してから知ることとなり、あまりの被害に声が出ませんでした。
私が住んでいる地域は、仙台市内でもどちらかというと山の方。
電気・ガスはストップしたものの、水道は出が悪くなったぐらい。
ですが、電気が復旧するまでは、余震で家の中にいられなかったので、自家用車で車中泊。
その間にも余震が相次いで発生し、ろくに寝られませんでした。
電気は震災から2日後に復旧したものの、ガスは約1ヶ月使えませんでした。
でも、風呂の湯を沸かす電気ヒーターがあったおかげで、ガスなしでもお風呂には入ることが出来ました。
食事の支度は、近所のスーパーで食料品とカセットコンロのボンベが手に入ったので、それで煮炊きをして、何とかしのいでいました。
自家用車はガソリンがなくて、移動手段には使えませんでした。
近所に2件あるガソリンスタンドは、順番もめで警察が出動する騒ぎに。
正常営業に戻ったのは4月下旬だったかな。
近隣の地区では一番復旧が遅かったです。
町内のマンションで火災があり、消防車が来るのか心配していたら、近所の交番の警察官が通報してくれたようで、間もなく消防車が到着し消火出来ました。
今では落ち着いて生活出来ていますが、時々地震が起きると、心臓がバクバク言います。
TVではこの時期になると、震災について色々特集を組んで放送しますが、それではみんな忘れてしまいます。
東京でも直下型地震が、南海トラフでは巨大地震も予想されています。
震災で被害がなかったところにお住まいの方も、今後被害に遭わないという保障はありません。
十分に対策をして、震災に備えてほしいと思います。