432ヘルツと440ヘルツ | ライアー☆Leier☆竪琴☆のおしゃべり~遠い星からの光と音と~

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ライアー(竪琴)奏者小倉さちこが、ライアーのこと、音楽のこと、日々感じたことなどなどお話します

今年は例年より驚くほど早い梅雨入り。

湿度が高い日はライアーのピッチが安定しません。

楽器はきちんとチューニングしなければ、良い響きが生まれません。

さて、このチューニングですが、ライアーは432hzでチューニングすることが一般的です。


でも、ライアーが作られた当時は、432hzで弾かれてませんでした。

他の楽器と同様、440hzでチューニングしていたようです。演奏法も今とは少し違った様子が当時の写真でうかがえます。


その後、音楽療法の中でライアーを弾いていた方達が432ヘルツで弾く方と440で弾く方に分かれるようになりました。しかし、皆で合奏する場合、弾いているピッチが違うのは不都合となり、統一したそうです。


では、なぜ432Hzになったか。音楽療法に関わる方が奏者に多かったからのようです。

その頃のことは、まだ、ライアーと私が出会う以前なので、残念ながら詳しく語れません。


432Hzについには、様々な考え方があるようですが、比べてみて自分はどう感じるか、を考えることは大切なことではないかと思います。

私は440hzも比定しませんし、440hzで演奏することもあります。

でも、432Hzはやはり落ちつきます。


さて、比較すると言ってもなかなか客観的に比較は難しいです。

比較するそ一つの方法として、同じ条件で、ピッチのみ変えて比較するための動画を作ってみました。

同じ曲、同じ楽器、同じ環境、同じ奏者でピッチのみ変えた動画です。


ぜひ、聴き比べてみてください。

どうでしょう、どんな風に感じられますか?


色々な感じ方があると思います。

曲目はサリーガーデンを選びました。

ご感想もいただけると嬉しいです。


440Hzと432Hzの弾き比べ サリーガーデン/Down By The SalleyGardens ライアー(leier,lyre)演奏 小倉さちこ/Sachiko Oguraこの動画では、最初440Hzでチューニングしたライアーでアイルランド民謡のサリーガーデンを演奏しました。続けて432Hzでチューニングして演奏したものをのせています。聞き比べてみてください。どんな印象を受けられたでしょうか。ライアーは432Hzで通常演奏します。少し低めのピッチは心を落ち着けてくれます。でも、一般...リンクyoutu.be