猫は小さい頃、もの心つかない頃から飼っていました。大体3歳ごろかな?写真が残ってるから分かるくらいの・・・。
その子達は記憶に残っていないのでおそらく亡くなったのでしょう。そのことすら記憶にありません。
もの心ついてから飼った猫は『お母さん』と『ちび』。
小学生くらいの頃に、親子連れの野良猫が近所に出没していると噂が流れました。どこでも嫌がられているようで、うちの親も嫌そうに話してました。
しばらくしてから、うちの台所近くでニャーニャー鳴く声が・・・。
「ついに家にも来たか!!」と言う感じで、最初は見ぬふり。
「餌をあげなきゃどっかいくだろう」的なスタンスだったものの、あまりの親猫のやせ細りように母親が負けて餌をあげ始めました。
どこにもいけなくてうちにきたんだね、子供連れの猫を邪険にはできないとか言ってたような。
最初は餌だけあげて、寝る場所は物置!絶対家には入れないで!と父や私達子供に言っていたものの、猫親子の方が一枚上手で上手に家にもぐりこんできてなし崩しに同居するようになりました。
それが『お母さん』と『ちび』でした。
そしてお母さんとちびは外と家を自由に歩き回るように。
このころ完全室内外や避妊手術なんて知らなく、1,2度お母さんもちびも出産しました。
なので一時は猫15匹オーバーの大所帯、このころやっと不妊の知識を仕入れてきた父親によってうちにいた全部の猫の不妊手術をしました。
それまでに交通事故や出て行った猫など、いなくなった猫がたくさんいました・・・。当時の知識不足が悲しいです。
しかしそのおかげ(?)で我が家の猫好きが知れわたり友達が拾った子猫を頼まれたり、私ら子供達が拾ってきちゃったりで一定の数を保ってました。
だんだんと数が減ってきたのは私が高校・大学と進む頃でしょうか。
不妊手術で数が増えなくなったことと、外猫の悲劇と言うか、交通事故や農薬での中毒死(なにぶん田舎なもので…)があり、あの猫達はどこに行ったのだろうというほど寂しくなりました。
そしてこのころに、大学に通うために上京していた私のもとに『こたろう』がくることになるのです。
続く・・・