わたしは子供の頃からずっと
多くの場面で自分の希望は言わず、
周りに合わせて
本当の気持ちは出さずに生きてきました。
そのせいで自分の本音がどこにあるのか
やりたいことは何なのか、
果ては自分の好きなものやことまで
分からなくなっていたんです。
長い間、自分をすっぽり置き去りにしてきたせいですね。
一時期適応障害でダウンして、
自分の心と向き合おうと初めて心理セミナーに行ったとき
その中のワークで
自分のやりたいことや好きなことを書き出してみるというのをやりました。
でも唖然とするくらい出てこなかったんです。
わたしって?
何が好きで何をしていたら嬉しかった?
子供の好きなものなら分かる
夫の喜ぶことなら知っている
でも自分は?
そういえば映画好きだったな。
友達とランチとか行くのも幸せな気持ちになったなぁ。
でも当時は、前にそれしたのいつだっけ?と思うくらいずっと自分を満たすことをしていなくて
(というよりそんな発想もなかった)。
そしてポツポツ書いたはいいものの
こんなささいなことでいいのかな、と不安になったりしました
同じようになかなか浮かばない人がいたようで、
講師の方が
「分からなかったら歯医者に行きたいとか、そんなのでも全然いいんだよ」
と言ったら
「そんな小さいことじゃなくてもっと大きいのがいいんです」
みたいなことを言った人がいた
そしたら
「自分の小さい願いも叶えられない人が
何言ってるの?
そういうのの積み重ねなんだよ」
と講師の方がやや怒った感じで話されていて
わたしは
ガアーン!!と殴られたような
衝撃を受けました。
私も同じように「断捨離やりたい」とか「新しいお皿買いたい」とか浮かんでいたけど
こんなのどうでもいいことだよね、と打ち消していたから。
なんかもっと自分の人生をかけるような壮大なこと、一心不乱に打ち込めたり『これだ!』と運命を感じるような仕事など
そういうのが欲しいけど全然見つからないなぁと思っていたんです。
でも私と同じように
そもそも自分の本音や希望がわからない人は
自分自身に関して素人ということだから、
急に人生をかけた命題みたいなものを探そうとしても(探したくなるけど)
右も左も分からずに迷子状態になるのは普通なことです。
だからまず、やろうかなと思った本当にささいなこと
こんなんでいいの?と思うような小さいことからやってみてください

歯医者に行くもそうだし
文房具屋に行ってペンを買うとか
ちょっとダイエット気にしてみるとか
洗濯洗剤を変えてみるとか
ふと気になったけど行動にうつすほどじゃないわ、と見てみぬふりしたもの
そういう小さいことから自分を心地よくしてあげていくと、少しずつ、でも確実に満たされていきます。
そして芋づる式に『そういえばあれも好きだった』
『あれやってみたいと思ってたんだよな』と
思い出せるようになっていきます。
このとき大事なのは、費用対効果みたいな
これやったからどうなる、とかは考えないことです

やりたいこと気になってたことができたから
自分が心地よくなった、すっきりした
それだけでいいんです

小さいことからどんどん
自分の願いを叶えてあげてみてくださいね

おわり

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