先日、息子が中学に入って初めて
担任の先生との面談がありました。
3者面談だったので先生、息子、私で話したのですが、そのときに先生から
少し前に息子と友達の間で揉め事があったと聞かされたんです。
結構なケンカで取っ組み合いになるくらいのものだったらしいのですが、先生はその後どうなのかを聞きたかったらしく。
(息子は家族にはその事を話していませんでした)
で、息子の返事を聞く前に先生が
「まぁ人間合う合わないはどうしてもありますから。そこで距離を置いてもう関わらないとするもよし、もちろん引き続き同じように友達として楽しくやるもよしです。お互いにとって心地よい距離感が1番大事ですからね」とおっしゃっていて。
私はこれを聞いてめちゃくちゃ嬉しかったんですよね。
自分が同じくらいのときは先生や親から教えられるのは
「みんなと仲良く」一辺倒だったので、
それができないのはダメ、笑顔で誰とでも仲良く、みたいな雰囲気で正直息苦しかった。
好き嫌いがはっきりしている子は、先生からも煙たがられてましたしね。
子供の頃にそう教えられてきて染み付いているので
無理に合わせたり無難に振る舞ったりして、人間関係で消耗することが多かったように思います。
こういう価値観一辺倒だと、例えばイジメに遭ってしまったときなどに
「人から攻撃されるような自分がいけないんだ」と責めるベクトルが自分に向いてしまったりするんですよね。
あの頃に
「自分にとって適度な距離感でいい」と教えてくれる人がいたらなぁ、と面談中にぼんやり思ったりしました。
(昔からいたのかもしれないけど、少なくとも私の周りにはいませんでした)
担任は若い男性の先生なのですが、
とても理性的で良い意味で放任主義な印象を受けました。
嫌なら嫌でいい。自分で出した答えがそれなら尊重する、という先生のスタンスを目の当たりにして
時代は変わったんだな、とちょっとジーンとしました。
あ、ちなみに息子の揉め事は幸い解決して、その友達とは以前と変わらず接しているそうです。
大人もそうですけど、
みんなと仲良く、なんてできなくていいですよね。
人にはどうしても譲れないものはあるし、合う合わないなんてあって当然だし。
子供にもそう伝えていこうと思っています。
心地よい距離感で、合う人と幸せな時間をたくさん過ごしましょー
おわり

目から大量のウロコがと評判です
文字からあなたがどんな性格なのか、つまづきやすいポイントはどこか、メンタルの状態など驚くほどわかっちゃいます
筆跡診断セッションの詳細、お申込みはこちらから