少し前に、とある会合に裏方として顔を出すことがあった。
中高年が主の集まりで、多少お酒も交えての食事会。
各々ついたテーブルで乾杯をしたあとご歓談の時間があり、
その後自己紹介タイムとなったので
自分の仕事をしながらそれを遠巻きに見ていた。
写真のお店と本文は関係ありません
数十人いるので持ち時間は1人1分。タイマーでチェックできるようになっていたが、
始まると(お酒が多少入ってるとは言え)、全然1分で収まらない人とか制限時間を気にしない人が多くて驚いた
自分の感覚だと1分て喋るにはかなり長い
ちょっと面白くしたいけど簡潔にわかりやすく、と思ったら
大体私は30秒〜40秒くらいで終わる
で、大変失礼を承知で言うが
長い方の自己紹介はたいていクソつまらない
自分語りが長かったり、日常の出来事のあらすじだけダラダラ話したり、結局何が言いたいのかわからなかったり。
私は全然人間ができてないので、こういうの聞いているのがとても苦痛だ
良いこと言ってる=面白いとはならないのが
難しいところでもあるが
数十人いて時間内に収まった人は確か数人だけだったと思うが、その方たちの自己紹介はピンポイントで趣味や仕事のエピソードトークみたいなのを披露されていて、いずれも面白かった
(司会業されてると言ってた方はさすがだった)
そうなるには場数や訓練ももちろん必要なんだけど
要は人に聞いてもらってなんぼの場なのだから、
自分が喋りたいあれもこれもじゃなくて
相手がどうしたら興味持ってくれるか。
面白いと思ってもらえるか。
視点がどっちに向いてるかでかなり変わるよなぁ。
せっかくご縁が広がる場なのに、良い印象を与えられる場なのに
もったいないなーといつも思う。
これは自己紹介だけじゃなくて
結婚式なんかのスピーチとか普段の会話とか(あとは意外とブログ書いたりするときなど)にも言えることで。
自分が話してるとき相手が退屈そうにしてないか、
自分だけ長く話してないか。
相手視点を取り入れて話すこと。
(仲良い友達と会ってワイワイするのが目的なら全然この限りじゃないよ)
そして何より明瞭簡潔に
足し算よりも引き算大事です
相手視点を意識してみてね
おわり
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