学生時代、学生劇団に所属していたことがあります。
公演の時には、簡単なパンフレットを作成するのですが、いつかの回のパンフレットには、「どんな役者になりたいか?」みたいな質問にそれぞれが答えるみたいな役者紹介のコーナーがありました。
当時、私には、私の気持ちにピッタリ!という回答があって、それが、
「白ごはんみたいな役者になりたい」でした。
当時は本気でいい表現だわーって思っていたんです。
だいたいのお惣菜と合うし、食卓にないと寂しかったり、ちょっと物足りなったりするもの。
それが白ごはん!
自分はあまり主張しないのに、ものすごい存在感。
それが白ごはん!
私はそんな役者になりたかったんです(笑)
でも実際はかなり協調性がなかった(いまも?)ので、多くのひとと協働しながら1つのシーンを作るみたいな役をあまりさせてもらえなかったように記憶しています。
1人芝居のシーンが多いような特殊な役柄の印象が強く残っています…。
今日、そんなことを思い出した理由は、卵を切らしたからです。
朝食を作ろうと冷蔵庫を見ると、賞味期限の間に使い切れなかった卵が残っていました。ためしに割ってみたのですが、あまり鮮度がよくなかったので諦めました。
昼食。
チャーハンでも作ろう!と思って、台所に行って気付く。あ、卵がない…。
結局、作り置きのひじきに生姜、にんにく、さばの缶詰、ピーマン、舞茸を入れて炒め、ごはんを入れてカレー粉で味付けした卵なしのチャーハンにしました。
夕食。何を作ろうかと考えていて、ごはんが残り少ないので、そうだ!雑炊でも、と一瞬思ったけれど、あっ!卵がない。
改めて思ったのですが、たいていの料理に卵をいれると格段に美味しくなるし、料理らしくなりますよね。
自分の存在もさることながら、他の素材も引き立て、だいたいいい感じにさせる力を持っている、それが卵!
なんてことを考えていたら、あー、私、卵みたいな人になりたい!と家族に言ってる自分がいました…。
白ごはんに続き、再び、食べ物で理想の自分を表現。
卵は、つるんとしてて丸くて親しみがわきます。
フォルムが丸いのは似ています。
存在感はまだまだ及びません。
精進します。
夜買い物に行き、卵を買いました。
卵料理、最高〜!
