国防のためバルカン砲まで作る統一教会 | ちゃぬの裏韓国日記

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カルト統一教会と世界支配層との関係をあばく
(統一教会=世界平和統一家庭連合)

■韓国の国防のためにバルカン砲を製造

<統一教会人としての一言さんのブログ記事から>

『統一産業がM16銃を生産したかどうかが問題ではなく、文師は統一産業を防衛産業次元で設立したことに意味がある。一言で、朴正熙大統領の自主国防の政策の中で、選定され空気銃製作から始まったのである。文師は「共産主義は神と人類の敵」と規定された。統一教会の防衛産業は、共産主義に対する、正当防衛の次元である。』
http://seijokyoukaityou.blog20.fc2.com/blog-entry-309.html

てっきりベトナム戦争で使用したM16ライフル銃を統一教会が製造したことを批判するのかと思っていましたが意外でした。「M16銃は防衛産業の一環だった」「共産主義の脅威、反共対策」というご意見です。

私は「銃砲店」の摂理程度は知っていましたが、防衛産業(軍需産業=武器製造)まではよく知りませんでした。これは貴重な情報です。

それで文教祖のみ言葉を調べてみました。

『私が銃を作っていると米国の者たちまでが反対したのです。この骨もないような者たち。一つ間違えばすべて滅びるのです。それで今、水澤里で作っているのでしょう? 昔、私たちが空気散弾銃を作るときにも、八十丁しか作れない体制でありながら、一日に七百丁も作りました。昼夜の別なく二十四時間働いたのです。我が国、我が祖国は我々の力で守らなければならないという決意を固めてくれることを先生は願います。』
(真の御父母様の生涯路程6 第六章 第三次七年路程 第一節一九七五年)

『昔、青坡洞に統一産業をつくる時、日本人が建てた家屋の後ろに、約半坪ぐらいの煉炭を置いた場所がありました。当時、旋盤がどこにありますか。旋盤がないから、日本人が使っていた古い物を、当時、貨幣改革の前に七十二万ウォン払って買ってきました。その時、私はそれを見て、「これが七千台、七万台の機械になるのであり、大韓民国の軍需産業とか自動車工業まで発展させるだろう。信じなさい!」と言いました。その当時であれば、あなた方はそれを信じられましたか。それが信じられるようなものであったかというのです。』
(真の御父母様の生涯路程3 第三章 統一教会創立と摂理の再出発 統一産業青坡洞工場(1959年))

『この銃は、先生が神様のみ旨のために先頭に立って開拓したものです。そのように先生が心血を注いで精誠を込めてきた物なのです。それを自分の家門の家宝として残そうと思えない皆さんにどうして銃を売ることができますか。
 三面が敵に包囲された韓国の実情を見る時、今後は思想的観点を正しく立てて国家と民族を保護しなければなりません。ゆえに、国家防衛のための思想に責任をもってアジアを防御する中で霊界に行くようになる時には、後孫たちに厳粛にこの銃を引き継ぎする式をしなければなりません。このような思想を息子、娘や娘婿に継承していくことができなければなりません。
 現在の国家情勢から見る時、先生は、間違いなく大韓民国が防衛産業を重要視する時が来るだろうと考えています。十年を中心としてそのような時を見越しつつ歩んできました。ところで案の定、今時が来たのです。今回、国が「軍事力を強化する」と言ったので、あちこちで「工場を造る」と言って大騒ぎです。

(真の御父母様の生涯路程5 第五章 第二次七年路程 第二節一九六九年(国家防衛と銃砲事業))

『<世界的な勝共防御線の構築(1975~1981)>
力で向かってくるときは、攻撃のためではなく防御のために力で対抗しなければなりません。そのようにしていたら、何かの暴力団などという名前がつけられました。どうして暴力団なのですか。共産党を打倒しようとしているだけです。私が日本全国に銃砲店を三十八箇所もつくり、正道術や空手を教えて共産党をたたきのめすために先頭に立って指令を下したりしていると、「暴力団の親玉、文先生」という烙印が押されたのです。私は暴力団の親玉ではありません。
 また、レバレンド・ムーンのことを共産党は、「独裁者だ。暴君だ」と言っているのです。韓国で防衛産業の企業体をもっていることも全部知っているのです。宗教指導者が殺人魔であるといううわさが立ったのも防衛産業のゆえにです。国防部でバルカン砲を開発するのにも私が功臣の役割を果たしました。一九八一年に開発する予定のものを、私が一九七五年に二台つくり、大統領の前で試射させたのです。
 それ一つで一億八千万ウォンです。五億を目安に二台つくって試射させたのです。
国防部では「一九八一年に開発する」と言っていたのですが、六年前の一九七五年にそのようなことをしていたのですから、私は狂った人でしょう。私が共産党を知っているので、そのようなことをするのです。
 また、あの戦車砲の試射。戦車の大砲を射とうとすれば直射距離を試験しなければなりません。それらをすべて私たちが開発したのです。韓国政府の朴大統領が軍需産業のことを夢にでも考えたでしょうか。全部私たちがしたのです。そのようなことをよく知っているので、軍需産業の開発地域もよく知っているのです。それは共産党をよく知っているからです。

(真の御父母様の生涯路程6 第六章 第三次七年路程 第一節一九七五年(武道と防衛産業の育成))

『協会長、今後、世一重工業の名前を統一に戻してください。それを世一重工業にして滅びました。工場がなくなったとしても、何の問題もありません。韓国に対する未練はありません。未練はないという考えで出発したのです。民族に伝授してあげることで終わりにするのです。私が果たすべき責任はすべて果たしました。統一産業がなければ、自動車工場はこの地上に生まれることができませんでした。今日、機械分野に行っている責任者の中で、統一産業を経ていない人はいません。捜してみてください。先生は、そのように戦略を展開したのです。
バルカン砲のような高射砲もすべて関発しました。そして、私がアメリカに行く前に、一和の工場を三ヵ月、六ヵ月かけて建てました。すべて建てておいて、出発する時に何をつくったかというと、百六十ミリ砲の腔線(弾丸を回転させるために砲身内に刻んだらせん状の溝)を削る機械をつくってから行きました。すると、大字など、このような会社がすべてこちらを押しのけて「自分たちがつくる」と言ったのです。「それをすべて教えてほしい」と言うので、すべて教えてあげました。』

(真の御父母様の生涯路程11 第三節 一九九五年)

軍需工場を作るとはっきり、み言葉で語られていますね。空気銃製造は当時の韓国政府に取り入るためだと、古参の信者の方がメールをくださいましたが、武器製造も韓国政府のお墨つきだったようです。

1958年 空気銃生産(1958年仁川の朱安工場から出発)
1960年4月 李承晩政権失脚
1960年頃から統一産業が韓国軍に銃を提供
1961年5月16日 軍部の朴正熙と金鐘泌がクーデターを起こす
1961年5月? 金鐘泌が初代KCIA韓国中央情報局局長就任
1962年3月24日 朴正熙大統領権限代行
1962年10月 金鐘泌が文教祖を伴って訪米(CIAのジョン・マッコーン、キャロル陸軍中将と会談が目的。その際に文教祖はネルソン&ディヴィッド・ロックフェラーと談話※)
1963年10月15日 朴正熙韓国大統領に就任
1964年12月13日 第1回全国空気銃狩猟大会(韓国)
1965年2月7日 ベトナム戦争開始(米国軍北爆開始)
1965年6月25日 アイゼンハワー元大統領と文教祖会談
1965年10月   ベトナム戦争に韓国軍派遣(統一産業M16使用)
1966年4月6日 統一産業水澤里工場の新築上棟式(大量生産開始)
1966年4月15日 統一産業水沢里工場落成式、五月に移転
1967年6月14日 文教祖が直接久保木会長に空気銃の輸入を指示する(東京)
1967年6月22日 笹川良一・児玉誉士夫らと文教祖が「アジア反共連盟結成準備会議(世界反共連盟の地域団体)」ために会合(本栖湖畔全日本モーターボート競走連合会の施設 ※一部「山中湖」という情報があるが誤情報で「本栖湖」が正解)
1968年1月13日 勝共連合創設(韓国)


ざっとこんな流れになるでしょうか。



■朴普煕氏米国議会証言では文教祖と武器製造の関係を否定

著書「朴普煕米国議会証言集(真理は我が剣)」より

<第四回証言 文鮮明師に関する1978年6月6日フレーザー声明への回答 1978年6月20日>
(武器の生産と輸出に関する申し立てへの回答)

 あなたは、声明の中で次のような申し立てをされました。
「統一教会が韓国で武器の生産に従事し、M-16ライフルやマシンガンや擲弾発射器(ランチャー)の生産と販売を援助していることは、広く知られている。」
「私達は、文師の事業が、韓国から世界の他の地域に輸出を実際に行ったかもしくはそれを試みたかどうかと云う問題に、特に関心を持っている。」

この申し立てに直接回答する前に、今日の韓国についてのいくつかの背景情報を、お伝えしたいと思います。すべての韓国市民の先ず第1の義務は、北の攻撃から国を守ることに貢献することであります。韓半島は、中東に劣らず油断をゆるさない状況にあります。北からの韓国に対する攻撃の危険は、敵対するアラブ諸国の中でイスラエルが直面している脅威に劣らないものです。韓国に於いては、イスラエルと同様に、婦人を含めて全ての人が、防衛産業にかかわっています。

農民たちは、食糧として農産物を生産するが故に、防衛産業にかかわっています。第1の戦時優先順位は、前線の兵士を養うことだからです。エンジニアや道路建設者は、防衛産業にたずさわっていまや。なぜなら、彼等の第1の目的は、戦時に於ける軍事輸送に、道路が適合することを確認することだからです。セメント工場の労働者は、その第1の優先順位が戦争地域における塹壕やたこつぼを増強することにあるが故に、防衛産業に従事しています。商業や実業家の人々は、その税金が私達の国の軍隊の航空機、船舶や大砲に使われるが故に、防衛産業に従事しています。

統一産業も例外ではありません。統一産業は、確かに、最もすぐれた機械製作会社であり、針から精密な軍事用の道具にいたるまでを生産しています。政府からの要請があった場合には、機械や部品生産のための契約を受け入れるべきことが、法律によって定められています。それは文師の教えとは何の関係もありません。事実、師は、この件については全く管轄権を持っていません。師は、どんな製品が生産されたのかさえも知りません。しかし私が調べた結果、統一産業は、M-16ライフルの生産とは何らかかわりもないと云う事を断言できます。たとえ関係があったとしても、私たちが国の防衛のために何等かの貢献をしていることを、私はうれしく思います。韓国が、なお戦争中であることを、思い出していただきたいと思います。銃声は今は止んでいますが、どれくらいこれが続くのでしょうか。韓国は北朝鮮の侵略を阻止するために、あたうる全ての努力を傾けねばなりません。私が最近韓国に帰国した際、私たちのリトル・エンジェルス学校に通っている1500人以上の子供たちの前で私は次のように語りました。

「私は、北朝鮮から敵意の兆しが少しでも見られれば、すぐに韓国に帰国し、あなた方と共に決起するつもりです。」

これが私たち韓国人が生活している精神なのです。もし、教会が防衛産業にかかわる事が本来的に間違っているのなら、先ずアメリカの教会を調査することから始めた方が良いと思います。

「宗教帝国」の196ページには、1970年に、次の教会が防衛産業の株式に記述通りの額を投資した、と報告されています。

 ユナイティドメソジスト教会59,751,899ドルの14%
 ユナイティドブレスビテリアン教会57,871,381ドルのI2.8%
 アメリカバプテスト30,558,371ドルのうちのある割合
             (しかしいくらかあることは確か)
 キリストの弟子8,690,821ドルの41.4%
 全国教会評議会332,821ドルの11.7%

最後に、統一教会が武器の輸出にかかわっているという申し立てについて質問されました。そもそもこれらの申し立てが、誰か知りませんが、あなたにこの情報を提供した人物の頭の中にある空想以外には、全く何の事実もないことを知れば、あなたはがっかりするでありましょう。

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朴普煕氏は1978年6月20日の米国議会証言では「統一産業は、M-16ライフルの生産とは何らかかわりもないと云う事を断言できます」と証言していますが、「バルカン砲まで製造して大統領の前で試射して見せた」とは文教祖が直接語ったことです。



■武器製造に対しての文教祖の見解

『まあ、先生は、まあ、どうしても、もう金が必要だから、ああいうもの(空気銃)を造ってそうして販売する。まあ、人間がそれは死ぬか、まあ、生きるかその境地に立ってるのに、鳥なんか問題じゃない。人間を救うためには鳥なんか、まあ、日本にいなかったら、もう外国の方から、もう送って来て、そしてもう………。みんな人間のためにあるものだから。最初人間を救うための経済的問題に必要だったら、問題ならないけどね。そうだろう。もう、神の方にみんな、まあ、供え物とか祭物なら、祭物とかみんなそうなんだろう。殺して、そして、救いの条件を立たして、鳥を条件として、復帰の条件を来たらしたという、それは罪になりっこない。まあ、それ問題じゃない。
 まあ、みんな何だ、まあ、教会の方で、空気銃を造ってるからね。今、いろいろ反対する教派ではね、言うかもしれない。そうすれば、我々は言うんだよ。「君たちは、まあ牛肉なら食うか」と、「うん、食べる」と。「それは宗教上から見れば、それは許されるか、許されない」と、ま、反問するわけなんだね。それは自分が殺さなくても間接的には殺した結果に立つんじゃないかと。牛一匹殺すのと、雀一発殺すのと、比較にならない、ならない。まあ、そういうわけだ。まあ、今は、もうみんなやっておるよ。』

(幹部への御言1967年6月14日(日本))

国家が反対して教会の門を閉める場合、工場のようなものをやっていなければ生き残る道はないと考えました。工場のようなものを多方面につくっておいたので、それを基盤として、その基準を中心として再起することができると考えたのです。ですから、多くの工場を造ったのですが、多くの赤字を出したのです。
 部長になろうとすれば、工科大学を出て十年以上の経験がなければならないのですが、足の裏のような人が部長だといって会議に行き、何も分からない盲人のような立場で口も開くことができず、見ても理解することができず、聞くこともできずにいるのです。このような人が統一教会員だということで部長に座っています。
 そして、局長や最高幹部たちは、世界の輸出や輸入に関する方向を知らなければならないのですが、それも知らずに座っています。ただ形だけ同じであればよいと思ってはいけません。機械は機能問題が生命なのに、機能は考えずに形態を中心としてつくってきたのです。局長ならば局長、部長ならば部長がこのような弊害をもってきたのです。
 統一産業も、先生の指示どおりにしなかったので、すべて崩れていきました。また北朝鮮は、それが軍需産業の第一基地だということで、政策的方向から、破壊工作の一環としてデモを始めました。しかし、あなた方は、そのような前後のすべてのことを判断できる経験のない立場で、ただ怖くて恐ろしいと思うだけでしょう。問題が生じれば逃げようとしたのであって、自分の職場を死守しようとする者がいなかったので、今、あのようになっているのです。
 自分で赤字を免れて黒字にして会社を育てようということは考えずに、今までただじっと座ったままで「先生が助けてくれるだろう」と、このように考えながらやってきたのです。またそれだけではなく、そのように使っているうちに会社にお金がなくなれば、先生の許可も受けずに自分勝手に銀行に行って借金をして使ったのです。全く、そのようなやり方がどこにありますか。
 先生があらゆる精誠を尽くして血と汗を流して積み上げたものを、できれば売り飛ばそうとしているのです。どろぼうしていきました。それを売る人々、教区長、理事長や協会長が、先生が血と汗を流して積み上げた以上の苦痛を感じて身もだえし、天が先にお売りになるまでは売ることができません。もし売ってしまえば、先生の尽くした精誠と売った人の精誠の差を埋めるために、それを自らの一族で蕩減するのです。』

(真の御父母様の生涯路程11 第二節 一九九四年真の父母と成約時代定着)

統一教会設立した1954年当時、韓国政府の支援を受けられず、国家権力に擦り寄るために「軍需工場」の建設を思いついたのでしょう。経済基盤があれば、教会は国家につぶされないと考えたのです。
1954年に設立して実に10年近く経って統一教会は法人登録をしたことをみると、いかに国家権力に擦り寄りたかったかが見て取れます。

1954年5月1日 韓国統一教会設立
1958年 空気銃生産(1958年仁川の朱安工場から出発)
1962年10月 金鐘泌が文教祖を伴って訪米(CIAのジョン・マッコーン、キャロル陸軍中将と会談が目的。その際に文教祖はネルソン&ディヴィッド・ロックフェラーと談話※)
1963年5月31日 韓国統一教会・協会登録(社会団体第261号)
1963年10月4日 韓国統一教会・財団法人認可

1963年10月15日 朴正熙韓国大統領に就任



■バルカン砲とは・・・

『バルカン砲とは六本の多銃身を回転させながら、外部動力で供給される弾薬を凄まじい発射速度で発射する機関砲のことですね。元々はガトリングガンという多銃身の機関銃が原型です。バルカン砲の誕生には、一見関係ないようですが航空機の発展が関係しています。』

ちなみに統一教会(統一産業)が作っていたのは「バルカン砲のような高射砲百六十ミリ砲」みたいです。

詳しくはhttp://www.geocities.jp/atarou12000/barukan.htmlをご覧ください。