アストル・ピアソラの「美しい誤解」? | 加藤修滋のブログ

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かつてmss会館小劇場を訪れたアストル・ピアソラ

ピアソラ五重奏団は「タンゴ・デ・ラ・エスペランサ」の演奏を称賛し、

水野喜久の歌声を「日本のヒナマリア・イダルゴ」と絶賛。

 

毎年来演したグラシェラ・スサーナは彼女の歌声を

「日本の天使の歌声」と称賛し、自作の曲をプレゼントしました。

 

こうした事は、東京はじめ日本の他都市のアーティストにはなかった事で

その理由を幾人ものアルゼンチンのアーティスト、マエストロがこう述べています。

 

「フェリシア」の存在が大きい・・・と。

 

今は亡きこの小さなタンゴ喫茶は三浦ママの人柄もあって

アルゼンチンの楽団には特に大人気。

 

終演後、この店に招待される事が何よりの楽しみと多くの楽団が言っていました。

 

アストル・ピアソラもその一人ですが、

確かに三浦ママと「フェリシア」がなければ

その後、mssや「エルム」で活躍したラテン・タンゴのアーティストは誕生しなかったでしょう