水野喜久のカンツォーネ | 加藤修滋のブログ

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日仏シャンソン協会活動記録及びシャンソン界のニュース等

数え88歳の水野喜久の声の美しさは言うまでもありません。

 

もうひとつ素晴らしいのは

(奥則夫亡き今)ナポリ語でナポレターナを歌い

イタリア語でサン・レモの曲を歌い、

更にアルゼンチンのスペイン語(スペインやメキシコのスペイン語ではなく)でオラシオ・グァラニのサンバ・カンシオンを歌える(恐らく日本唯一の)歌手である事。

 

理由は、耳の良さに加えて

オリジナルを聴いて聴いて聴きまくってきている事。

完璧なアマチュア!

(ラテン語から来るアマテウ―ルは「愛好者」そのもの)

 

プロになって歌を換金する術を覚えると

「アマチュア」(愛好者)である事を

止めてしまう歌手の多い中でお手本にすべき人。

 

90歳まで歌い続けるという言葉通り

毎月第3火曜の昼に

「心のワクチン・ライブ」を継続してもらっています。