法定訳詞シャンソン誕生 | 加藤修滋のブログ

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日仏シャンソン協会活動記録及びシャンソン界のニュース等

シャンソンの訳詞に関しては、単なる「日本語詞」としてのカヴァー申請

ですら、結構許可を得るのにハードルが高い今日この頃。

(実際、あるアーティストのCDに関して収録許可が出ないために

発売が遅れている状況)

 

まして「訳詞」としてJASRACに登録されているのは、

この4半世紀に20曲足らず……

そんな中、新年にあわせるかのように吉報が!

 

シャンソン・ルネッサンス運動の中で紹介している曲について

すでに法定訳詞許可を得ているものもありますが、

手続きが複雑で止まっているものもあります。

(こちらから作詞・作曲者に直接連絡をして、OKと返事をもらっても

なかなかスムーズに手続きが完了しないケースも有)

 

申請中のある曲について、日本サイドから手続きの連絡が入りました!

法定訳詞になるためには、そのCDプレス前音源を原作者が聴いて

チェックするケースが増えているので、アズナヴールはじめフランス人歌手

が賞賛する「エルム・メソッド」で歌う歌手の力によるものかも…!?