先日、突然の訃報が届きました。
日仏シャンソン協会の歌手の中でも、最も多くの人に愛され、
エルムの看板歌手の一人として活躍して来た橋本奈央子さんが他界。
昨年12月初旬に食事を一緒にした時、4日後から治療を開始するので、
教室(松坂屋友の会で3つ教室を担当)を当分代講で…と話したのが最後の会食。
その2日後に緊急入院し、昨年末にお見舞いをした時が最後の会話。
彼女を襲った病は癌。
それが分かって1ヶ月余りで急逝…嗚呼!
入院を知らない仲間やお客様も多数いらっしゃり、絶句する人ばかり。
フランスのアーティストからも、お悔やみのメールが届いています。
彼女は、日本で最初にフランスの著名歌手とインターネットで
デュエットCDレコーディングした歌手。
ロック・オペラ「モーツァルト」でブレイクしたメリッサ・マルスと
日仏2ヶ国でのデュエット録音をしたCDがフランスでも話題となったのに…。
何故もっと早く発見できなかったのか…?どうして?
…後から悔やんでも悔やみきれないことばかり。
ミュージック・オフィス<エルム>専属を離れてちょうど1年後の出来事が
こんなにも哀しい知らせとは…。
歌手として独立しても、毎月2回のレギュラー出演と、3つの教室講師はずっと続け、
人気の歌手・人気の講師でした。
心からご冥福をお祈り致します。