再会 | ききみみずきんのブログ

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今までに学んだことや✏️経験したことで、読んで下さる方の役に立つようなお話や、元気が出るようなお話をお伝えしたいと思います。文体は断定的ですが、心は柔らかく優しいので、いつでもコメントをお願い致します‍。

今日、東京から帰ってきましたくるま6


昔働いていた会社の日本支社と名古屋支店に、私を


慕ってくれていた後輩がいて、私を含めて多い時は


7~8人で集まったりしたものですビール



ところが、海外支社や支店の業務縮小で、ひとりまた


ひとりと会社を去って行き、私もご多分に洩れず、その


後を追う身となりました。



リストラの波に飲み込まれて、ややもすると人間同士


の感情をもずたずたにし兼ねない、そんな時期がやっ


て来たのでした。



お互いが疑心暗鬼になり、連絡も取れなくなり、噂で


しか消息を確認できないような、そんな淋しく虚しい風


が我々の心の隙間を流れていました。もう、かれこれ


20年近く前の話です。



そんな中で、私より少し年下の後輩とは、時々電話


が来たりするくらいでしかないけど、何とか繋がって


きました。「会いたいね~、久しぶりに…」「近いウチ


に新潟に行くから、時間作ってよ」なんて言いながら、


20年弱が過ぎ去ったのですが、今回の上京で、久し


ぶりに会うことができました。



もう、セレブの奥様になっていて、近づきがたい雰囲気


なのかと想像していましたが、まったく然にあらず、昔


のように馬鹿笑いしてきました。



約20年という時を飛び越えて、心は当時のままでした。


音信不通の他の後輩とは対照的に、歳も近いせいか


価値観も似ているようで、ほっとするひとときを過ごせ


ました。



東京に行く度に、連絡の取れない後輩の当時住んでい


た周辺を彷徨ったりするのですが、変化の激しい都会


では、遠くなる私の記憶に更に拍車をかけるので、Face


bookに賭けてみようと…。



なんと、その彼は登録していたのです。私は興奮状態で


喜びました。「やっと見つけた!」と。二度、メッセージを


送りましたが、ところが返事は来ません。今なお心を閉


ざしているのか…。それとも、もう眼中にない人とはご縁


を持ちたくないと思っているのか…。淋しくなりました。



何年経とうと、出会った人との縁を大切にしたいものです。


勿論、それは男女を問わず、ひとりの人間として。