耐える貧者とずるい富者~介護保険 | ききみみずきんのブログ

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今までに学んだことや✏️経験したことで、読んで下さる方の役に立つようなお話や、元気が出るようなお話をお伝えしたいと思います。文体は断定的ですが、心は柔らかく優しいので、いつでもコメントをお願い致します‍。

久々に投稿したのに、あまりいい話でなくて…。




昨日、あるマッサージ屋さんから聞いた、昔警察官をしていたお婆ちゃんの話です。



彼女は介護認定をもらっていて、介護保険を受けています。


しかし、身体が不自由なため、その介護保険の適用金額範囲以上のもっと良いサービスを


受けたいと考えています。



警察官だったことによる潤沢な年金生活の上、亡くなったご主人の遺族年金ももらえるとか…。


そのような訳で、保険枠以外のサービスを受けるために、金額的な不足分に関しては


年金より自己負担しようと考えていました。



ところが、それを知った彼女の身内の方が、担当のケアマネージャーに相談して、


彼女の介護度を上げることに成功しました。となると、介護保険から支給される金額が


増額されて、彼女の受けたいサービスは自己負担することなく、国の税金で賄われる


ことになるのです。



病院に行きたくても経済的な理由で、痛みをこらえて行かずに我慢している貧しい方がいる一方で、


潤沢な貯蓄と年金を持っていながら、裏操作で税金を我がものとして利用する、ずるく富める賢者が


います。



これって、日本のあらゆる分野部門での不平等不公平の縮図です。


「金持ちが豊かになり、貧乏人がより貧しくなる」・・・これって一般的に言われていることですよね。


この現状をどう解釈し、どう自分の心に収まりをつけたらいいのか、複雑な心境です。